しまなみ海道でサイクルトレイン
自転車を分解せずにそのまま!
JR四国・予讃線の普通列車に積載できるサービス
はまかぜ海道サイクリング
この日は愛媛県今治市から愛媛県松山市の北条まで、国道196号線の海沿い区間<はまかぜ海道>を片道約30kmのサイクリング。元々は往復する予定でしたが帰りは強い向かい風予報。急遽「えひめ・しまなみリンリントレイン」を利用することにしました(ちょうど運行のある土曜日!)。
[広告]今治~松山のはまかぜ海道の情報は「たかなわ島走MAP」の海編にて詳しくご紹介しています!しまなみ海道と松山・道後温泉を結ぶ好景観なサイクリングルートです。ぜひお取り寄せいただき、旅の参考になさってください。
サイクルトレインに乗ってみた
スタッフによる乗車レポートです!
しまなみリンリントレイン
2024年2月25日までの土休日には「えひめ・しまなみリンリントレイン」が利用できることを知っていましたが、念のため駅員さんにも確認。降りることができる駅が限定されているので、今治駅で降りることを伝えました。自転車を持ち込む場合の追加料金はかからず、通常の670円の切符を購入するだけ。特別な手続きもなく、非常に簡単でした。
伊予北条駅の構内には、「えひめ・しまなみリンリントレイン」の広告が掲示されており、実施期間が延長されたことや、対象列車と時刻表が表示されていました。時刻表には各駅に緑の丸と黄色い三角形のマークが付いています。これは自転車をホームから出入り口まで持ち運ぶ際の便利さを表しています。
基本的には先着順で、もし松山からすでに5台の自転車が積まれている場合、乗ることができない可能性があります。予約なしで利用できる一方で、列車が到着するまでに既に自転車が何台積まれているかが分からないのが少し心配でした。
実際に自転車を積載してみた
幸い、到着した538M列車には自転車は1台も積まれておらず、無事に載せることができました。
「えひめ・しまなみリンリントレイン」では、現在、2両編成の車両には5カ所の自転車固定場所が用意されています。自転車は持参したゴム紐などを使って手すりに固定することを想定。
車両の先頭や最後方の場所が比較的停めやすいと感じました。車掌からは「ここに停めてください」といった指示はなく、自分自身で固定する必要がありました。
今回乗った538M列車は、他の乗客も少なかったため、一般の乗客を気にせずに自転車を載せることができました。土休日に限定しているのは、平日だとこの時間帯には学生の利用が多いからかもしれません。
終点の今治駅には、定刻通りの16:58に3番ホームに到着しました。このような規模の駅で自転車を押し歩いた経験がなかったので、新鮮な気持ちでした。サイクリング先進地のヨーロッパの一部の国では、これが日常の光景なのかもしれませんが、JRでこれができることは、自転車環境の大きな変化を感じさせる一歩だと思いました。
はまかぜ海道の往復サイクリングの予定でしたが、片道になりましたが、こうした柔軟な旅ができるのがサイクルトレインの大きな魅力ですね。また利用したいと思います。
乗車日 | 2023年4月22日(土) |
乗車区間 | 伊予北条駅~今治駅 |
乗車便 | 38M 伊予北条16:13 – 今治16:58 (上り伊予西条方面行き) |
自転車台数 | 2台(2名) |