初心者でも安心♪ゆめしま海道サイクリング
船でしか行けない離島サイクリング
4つの島を巡るミニしまなみ海道とは?!
しまなみ海道の東側に広がるサイクリングスポット「ゆめしま海道」。愛媛県上島町の弓削島、佐島、生名島、岩城島の4つの島が橋でつながっており、しまなみ海道ファンのサイクリストからは「ミニしまなみ」とも呼ばれる注目のスポット。ゆったりとした時間の流れる”船でしか行けない”島々のおすすめ観光・グルメスポットなどまだまだ知られざるゆめしま海道の魅力をご紹介します。
最新の情報は各公式ホームページ等を必ずご確認ください。
作成:2016.12.23
更新: 2024.7.31
作成・文: 村上雅之
ゆめしま海道とは?
しまなみ海道サイクリングに来て、少し日程に余裕がある方にぜひともオススメしたいのが「ちょっと足を延ばして離島めぐりサイクリング」。しまなみ海道からフェリーで渡れる離島は幾つかありますが、なかでもオススメは「ゆめしま海道」の島めぐり。
「ゆめしま海道」は愛媛県越智郡上島町の島々からなる離島サイクリングロード。なかでも、岩城島(いわぎじま)、生名島(いきなじま)、佐島(さしま)、弓削島(ゆげじま)の4つの島は橋でつながっており、自在に行き来することができます。2022年3月20日に生名島と岩城島を結ぶ「岩城橋」が開通。今、大注目のサイクリングエリアです。
とにかく「ゆめしま海道」は、しまなみ海道サイクリングとの相性が抜群です。離島とは言え、しまなみ海道の因島とゆめしま海道の生名島の距離はたったの300メートルほど。頻繁に行き来しているフェリーで気軽に寄り道ができます。また岩城橋が開通したことにより、生口島から岩城島へ船で渡り、ゆめしま海道全線をサイクリングした後、弓削島から船で因島へと抜けるという新たなルートもできました。
船でしか行くことができない島々には、しまなみ海道の島々とはまた違った雰囲気を感じられること間違いなし。ここ数年で、島には素敵なカフェやレストラン、ゲストハウスが続々とオープンしています。それでは、ゆめしま海道ならではの観光スポットやグルメスポットなどなど魅力をご紹介していきます。
スタッフのレポート:初めてのゆめしま海道・船×自転車の旅
ゆめしまへのアクセス
ゆめしま海道へは船(フェリー)で渡ります。主なアクセスルートは、①. 生口島からフェリー、②. 因島からフェリー、③. 今治から快速船の3つです。しまなみ海道サイクリングの途中に立ち寄るプランなら、因島(土生港長崎桟橋)や生口島(洲江港)からのアクセスが便利です。
生口島から
①. 生口島から
洲江港(生口島) ⇔ 小漕港(岩城島) 三光汽船
生口島の東側外周コースにある洲江港からすぐ目の前の岩城島の小漕港まで海上5分のフェリーに乗船。地元の方の生活に重要な航路になっているため、朝の6時台から20時台まで、1時間に2~3往復しています。
因島から
②. 因島から
土生港(因島) ~ 立石港(生名島) 生名フェリー
因島の土生港(長崎桟橋)から生名島の立石港へのフェリーは本数も多く、運賃も安くおすすめ。早朝から23時ぐらいまで運行されており、まさに地元の方の大事な交通手段となっています。
家老渡港(因島) ~ 上弓削港(弓削島) 家老渡フェリー
因島の家老渡港から弓削島の上弓削港のフェリーは、朝6時台から21時台まで時間帯によって20~30分おきに運行しています。土生港(因島) ~ 長江港(岩城島) 長江フェリー岩城橋開通に伴って2022年3月で廃止
因島の土生港(中央桟橋)から岩城島の長江港へのフェリールートもあります。
今治から
③. 今治・大島・伯方島から
今治港 ~ 岩城港・佐島港・弓削港・生名港 芸予汽船
今治港から因島・土生港へと向かう快速船「芸予汽船」は、ゆめしま海道の各島へと寄港します。フェリーではありませんが、自転車を積載することができます。
この他にも土生港から弓削港を経由して魚島へと向かうフェリーなどがあります。今治からゆめしま海道へと渡る芸予汽船は、時間帯によって自転車を積載できない便もあるので注意が必要です。
お得な「かみじまサイクルフリー」
ゆめしま海道へは、船の自転車料金が無料になる「かみじまサイクルフリー券」を利用するとお得です。港などに置いてあるサイクルフリー券または印刷した券に、必要事項を記入して、運賃支払い時に渡すだけで自転車料金は無料になります(2012年から毎年キャンペーンが更新されています)。
サイクリングルート
ここにしかない風景。寄り道してでも寄りたい風景が、ここ「ゆめしま海道」にはたくさんあります。時に、海と島々の広大な風景に感動し、島の暮らしを感じられるような狭い路地裏探訪にドキドキ……。まだまだ知られていない魅惑の「ゆめしま海道サイクリング」の世界へご案内。
― 島探訪ルート
ビギナーでも走りやすいおすすめの寄り道
● 緑色の丸
立ち寄りスポット
● 橙色の丸
レストラン・カフェ
● 赤色の丸
ゲストハウス・旅宿
ゆめしま海道の小さな島々を観光するにはやはり自転車がベスト!時間のない方は一部の島だけに絞って巡るのもよし。時間に余裕がある方にはぜひ島の外周ルートや脇道に逸れて、島時間を堪能してみてください。
ゆめしま海道のサイクリングルートと立ち寄りスポットなどをGoogleマイマップに落としてみました。もちろんこの「ゆめしま海道」にもブルーラインが引いてあるので初めてでも安心してサイクリングができます。
岩城島~弓削島横断
しまなみ海道サイクリングのサブルートとして、ゆめしま海道を楽しむ定番サイクリングルート。しまなみ海道の生口島から岩城島へと船で渡り、岩城島、生名島、佐島、弓削島の4島に架かる「岩城橋」「生名橋」「弓削大橋」の3橋を堪能するコースです。弓削島や生名島から因島へと船で渡り、またしまなみ海道へと復帰できます。岩城島の小漕港~弓削島の上弓削港までは最短で約12~13㎞(フェリーも含め所要1時間半~2時間ほど)の道のり。
生名橋の高さが25m、弓削大橋の高さが21mほどと、2つとも比較的低い橋のためルート上に起伏が少なく、サイクリング初心者の方やレンタサイクルでも非常に走りやすいです。特に、生名島の海岸線沿いや、橋の上からの多島美は素晴らしいものがあります。
・スタッフのレポート:ゆったり島時間、ゆめしま海道サイクリング
サイクリストの休憩所、サイクルオアシスも整備
しまなみ海道エリアに200ヶ所以上整備が進められている休憩スペース「サイクルオアシス」では、ちょっと一休みしながら、島に住む方々とも交流ができるかもしれません。
上弓削港のそばにある海水温浴施設「潮湯」やレストラン「しまでcafe」、岩城港近くの「岩城観光センター」など、ゆめしま海道の島々にも、サイクリングの休憩スペースも兼ね備えた「サイクルオアシス」の整備が進んでいます。自転車フレンドリーな地元住民がボランティアで休憩スペースを提供しています。空気入の貸出、給水、トイレの利用などができます。
Uターンブルーライン
ここでしか見ることのできない珍しいブルーラインがある場所は、島の最果て……誰もいない荒涼とした砂浜と大海原が待っていました。ゆめしま海道最短ルートを走るだけだと、北側をほんの少しかすっていくだけの島、佐島。南北に長いこの佐島には、その先端まで行った人だけが見ることができる珍スポットがあります。
しまなみ海道やゆめしま海道サイクリングには欠かせない道しるべ「ブルーライン」が、唯一この島だけ、「Uターン」しているのです。山の中のアップダウンの道を5㎞ほど走ったつきあたりには、視界がひらけ美しい海原が出現!ゆめしま海道屈指の絶景ビーチが広がります。どこまでもひろがる空と海に出会えます。
弓削島外周コース
ちょっと頑張れる人向けの外周コースは大海原の広がるダイナミックな風景が続きます。
ゆめしま海道での滞在時間に余裕がある方はぜひ、島の外周ルートにも回ってみてください。ゆめしま海道の島々の中で特に絶景ルートとして名高いのが「弓削島の外周ルート」です。島の北側を一周して約12㎞。部分的に急坂があったり、起伏が多かったりするルートではありますが、大海原の壮大な風景が連続し、ダイナミックに展開していきます。
360度パノラマ積善山
まるで瀬戸内海の島々の中心にいるみたい。岩城島、最高峰の積善山(標高370m)の頂上には、瀬戸内海屈指の360度大パノラマの展望台あり!頑張って登った甲斐がありました・・・。
ゆめしま海道屈指の絶景展望台、積善山!周りの島々を一望でき、まさに瀬戸内海の中心にいるような気分を味わえます。360度のパノラマの展望はしまなみ海道エリアで随一で、春には3000本の桜が咲き誇り、多くの観光客が花見に訪れます。
自転車で登る場合は、島の南側、岩城港から登るのがおすすめ。道が積善山をぐるっと回りこむようになっているため、こちら側からの方が傾斜が緩やか(平均勾配6.7%)です。途中、金鉱跡や妙見メンヒル(巨石信仰の跡)など見どころも。
サイクリングマップ
普段の忙しい生活から離れて、のんびりした島旅。スマホの電源を切って、カバンの中に仕舞ってしまいましょう。非日常の島時間を思う存分堪能できるはずです。あえて紙の地図だけで旅してみるのもいいかもしれません。道が分からなくなったら、地元の人に聞く…。思いがけない出会いは旅の醍醐味♪
しまなみ島走MAPの上島町編をチェック
さあ、旅を計画!テーブルの上に大きな紙の地図をばーんと広げてみましょう♪きっとサイクリングのイメージが膨らむこと間違いなし。
しまなみ海道のサイクリング情報を満載した 『しまなみ島走MAP』 は島ごとに1枚1枚の地図。大島・伯方島・大三島・上島町・生口島・因島&向島・今治の7枚セットです。ゆめしま海道サイクリングの情報はその内の1枚、「上島町編」をご覧ください。しまなみ海道サイクリングからちょっと足を延ばして、離島を味わい尽くしちゃいましょう。
「しまなみ海道が大好きになるような地図を作りたい……。」 しまなみ海道を愛する地元ガイドが島内の道という道をすべて自転車で実測。魅力的な資源を徹底的に調査・取材!情報区分、緻密な距離と高低差など自転車乗り目線で分析を行いました。「こんなルートもあるんだ!」「つぎはここに行ってみたいな」……お気に入りの島を見つけ、何度も何度も「しまなみ海道」を訪れてほしい、そんな願いを込めて作り込んだマップです。ぜひ、このガイドマップを片手に、しまなみ海道の島々を巡りにいらしてください。
グルメ・ランチスポット
島の幸を味わいたい!地元の味を楽しみたい!ゆめしま海道エリアには、ここ数年で素敵なカフェやレストランが続々誕生しています。シクロの家スタッフが、ゆめしま海道サイクリングで上島町を訪れるときによく立ち寄るとっておきのグルメ情報を厳選してご紹介します。
弓削島
しまでcafe
島のお母さんたちが運営する弓削島の人気カフェレストラン「しまでcafe」。島特産のレモンを餌に混ぜて育てられた豚、「レモンポークのソテー」や摘み菜ランチを弓削島に自生する野草をその日に収穫して振舞う 「摘み菜ランチ(1日5食限定)」もサイクリストにファン多し。
食堂まるふ農園
弓削港から上島町役場を通り、細い路地裏を進んでいくと…素敵な農園&食堂を発見。ここ「食堂まるふ農園」では、旬の野菜をふんだんにつかったランチが楽しめます。「食堂まるふ農園」の料理は、調味料にもこだわっていて、野菜そのものの味をしっかり引き出したやさしい味つけ♪土日月のみの営業です。
Kitchen 313 Kamiyuge
上弓削の細い路地を探検しているとオシャレなお店を発見!コーヒーのいい香りが漂ってきます。お店の番地は「313番」。ここ「kitchen 313 kamiyuge」は、100年以上の歴史ある古民家を改修したパン・お菓子・コーヒーの工房です。火木土のみの営業です。
佐島
book cafe okappa
もともと保育所だった建物をリノベーションして作られた佐島のカフェ「book cafe okappa」。その名の通り、おかっぱ頭の女の子ふたりが、島へと移住し一から作り上げたお店です。ニワトリが小路を散歩していたり、犬や猫が集会を開いていたりと自然豊かな島で、のんびりと過ごせるくつろぎスポットです。
岩城島
でべそおばちゃんの店
実家のような雰囲気のお店では、3人のでべそおばちゃんが人なつっこい笑顔で出迎えてくれます。 ここの名物は青いレモンの島として知られる岩城産のレモンを使った料理の数々が楽しめる『レモン懐石』。様々な調理法でレモンがアレンジされた料理が絶品と評判です。シクロツーリズムしまなみのツアーでもランチスポットとしてよく立ち寄らせていただいています。現在、グループのみの事前予約制になっています。
岩城島BASE
「岩城島BASE」はゆめしま海道サイクリングの途中で立ち寄るスポットとしてピッタリのレモネードスタンドです。柑橘や地場産品の販売を手掛ける「わらしべ。」が2021年8月にオープンしました。「越冬完熟の究極のレモンジュース」が、2020年秋の「フードプロフェッショナルアワード」(フードプロフェッショナル協会主催)でグランプリを受賞。果汁を皮ごと絞る製法で香りを残しつつ、苦みをおさえる…そんな試行錯誤を経て生まれたジュースが三つ星を獲得しました。
Takeout & Cafe たい屋
島で鯛の養殖業をしている浦安水産が、岩城島の工場の敷地内にオープンした「Takeout & cafe たい屋」。 オーナーさんもサイクリストで、休憩所サイクルオアシスにも登録されています。鯛料理のほかドリンクメニューも充実しており、海が見えるカフェ空間はサイクリングの休憩にもぴったりです。
宿泊施設
ゆめしま海道のゆったりした島時間を大満喫するには、やはり宿泊・滞在してみるのが一番!佐島や弓削島にもゲストハウスがオープンして、気軽に島暮らしを体験できるようになりました。弓削島のキャンプ場も、「シクロの家」スタッフお気に入りの場所です。
ゲストハウス
古民家ゲストハウス「汐見の家」
ゆめしま海道に滞在して、島時間を味わう。佐島港のすぐそば、迷路のような細い路地を進んでいくとあるのがゲストハウス「汐見の家」。日本家屋の凛としたたたずまい。玄関横にはポンプでくみ上げる井戸。風が通る気持ちいいお部屋は、全て和室です。おすすめはお風呂。なんと「五右衛門風呂」があるんです。ご近所のお年寄りの憩いの場にもなっているとか。
ゲストハウス とこのま
「ゲストハウスとこのま」は弓削島の町の中心の集落にある日本家屋の民家を改装したゲストハウスです。男女別のドミトリーのほか、個室や一棟貸しもOK。しまなみ自転車旅の宿にも登録されていて、ロードバイク用のサイクルハンガーや工具や空気入れも完備しています。スーパーマーケットやコンビニ、居酒屋さん、入浴施設も近くて、離島の雰囲気を感じながらも便利な立地です。
ホテル
インランド・シー・リゾート フェスパ
弓削島の小高い丘の上にあるインランド・シー・リゾート・フェスパは日帰り入浴もできる全室オーシャンビューでバルコニーも付いている絶景ホテル。自転車で坂道をぐぐぐと登るのは大変ですが、そのあとに待っている瀬戸内海の景色を独り占めできる贅沢な時間が待っています。 共同浴場の露天からの風景も最高です。
キャンプ場
ゆめしま海道エリアにはキャンプ場の数は少ないですが、離島ならではのロケーションを楽しめるサイトがいくつかあります。一部、休止している場所もあるので、確認をしてからキャンプサイクリングに出かけるのがいいと思います。
法王ヶ浜キャンプ場
弓削島の東側、国立弓削商船高等専門学校の裏手に広がる松原「法王ヶ原」はキャンプ可。砂浜が島の東に広がっているため、海から朝陽が昇ります。近くにはスーパーマーケット・コンビニ、日帰り入浴可能な天然温泉「フェスパ」がある好立地。キャンプ×自転車をしまなみ海道で楽しむサイクリングツアーイベント「しまなみキャンプライド」でもキャンプ地となりました。(現在、松原保護のためキャンプ休止中。一部がエコフィールド松原 ファミリーキャンプサイトとして予約制有料キャンプサイトとなっています。)
サウンド波間田
生名島の北西部の海岸沿いにある野外施設併設のキャンプ場です。とてもきれいに整備されていて、更衣室・シャワー室、トイレも完備。目の前は砂浜なので、夏は海水浴もでき、沈んでいく夕陽を眺めながらのキャンプも最高です。渡船を使えば、因島の土生地区もすぐなので、買い出しや銭湯への入浴もできる立地です。
その他の施設
宿泊施設ではないですが、下弓削にできたばかりの観光拠点「ふらっと」は、観光情報収集や休憩にGOOD。館内の打合せスペースや展望テラスなどは8時半~17時15分まで利用可。トイレや休憩テラス、有料のシャワーやランドリーは24時間使えます。
レンタサイクル
ゆめしま海道・上島町には独自のレンタサイクルの仕組みが整備されています。弓削島・生名島・岩城島・魚島のレンタサイクルターミナルで自転車を借りて、エリア内の他のターミナルで乗り捨ても可能。ただし、しまなみ海道のレンタサイクルとは連動していないので注意が必要です。
しまなみ海道の10ヶ所のレンタサイクルターミナルと連動していると便利なのですが。ゆめしま海道のレンタサイクルは「ゆめしま海道のみをサイクリングする方」向けといえます。「しまなみ海道」と「ゆめしま海道」の両方をサイクリングする予定の方は、「しまなみ海道」のレンタサイクルを利用する方がいいでしょう。
しまなみの拠点「シクロの家」
シクロの家は、2009年からしまなみ海道で自転車旅行をテーマに地域づくりを進めてきた仲間が集まってできた旅の宿です。
ガイドツアーやサイクリング環境の整備、地図やガイドブックづくりを進める傍ら、夢として描いていた「しまなみ旅の拠点」づくり。今治での滞在・交流を通して、造船とタオルの町、そしてしまなみ海道のファンになっていただけるよう旅人をお迎えしています。
しまなみ海道のサイクリングにプラスαして「ゆめしま海道」へとぜひ足を伸ばしてみてください。船でしか行けない瀬戸内の島々ならではの雰囲気を味わえることでしょう。島ならではのグルメを味わい、島に滞在してみる、島の人たちとの出会い……瀬戸内海での素敵な思い出を♪