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しまなみ海道 Q&A

しまなみ海道×自転車旅の
よくある質問をまとめました

しまなみ海道サイクリングの拠点となっているゲストハウス「シクロの家」に宿泊しているゲストさんたちの声をもとに、よくある質問やサイクリング情報をまとめました。初めて自転車で長距離を旅する方も多いしまなみ海道。しまなみ海道でツアーガイドや地域づくりに携わるシクロの家スタッフが初心者の方でも安心して自転車旅行ができるように、レンタサイクルの借り方・返し方やおすすめスポット、おすすめのサイクリングプランなど、計画に役立つ情報を発信しています。

最新の情報は各公式ホームページ等を必ずご確認ください。

作成:2016.5.26
最終更新: 2022.9.26
作成・文:村上雅之

しまなみ海道サイクリング

しまなみ海道と周辺の海道の場所を示した図
今治と尾道を結ぶしまなみ海道

瀬戸内海の島々をつむぎ、本州と四国をむすぶ「瀬戸内しまなみ海道」。多島美の風景と雄大な橋を味わえる風光明媚なサイクリングロードです。しまなみ海道が特別であるのは何と言っても “海の上を自転車で走れる” ということ。まるで空を飛んでいるかのような爽快感を身にまとい、島々や行き交う船を眺めながらのサイクリングは格別です。

 

しまなみ海道って?

しまなみ海道サイクリングのイメージ写真
しまなみ海道をサイクリング

街道ではなく海道。海の恵みを味わい、潮の香りに包まれて多島美が描く風景に魅了されながらどこまでもペダルをこいで行きたくなる道。おだやかに広がる海と島の風景もさることながら、はるか昔、大陸や上方との大動脈だった頃からの開かれた人々のおおらかさがあります。

 

しまなみ海道の島と橋を示した図

しまなみ海道は愛媛県今治市と広島県尾道市を起終点に、大島・伯方島・大三島・生口島・因島・向島といった6つの島々を6つの橋と渡船で瀬戸内海を縦断。それぞれの島には多彩な推奨コースが設定されており、老若男女問わずビギナーからエキスパートまで思い思いにサイクリングを楽しんでいます。

 

初心者でも大丈夫?

初めて自転車で旅するという方でもしまなみ海道なら大丈夫。実際、シクロの家にサイクリング目的で宿泊されているゲスト様のおよそ半分は、レンタサイクルを借りて自転車旅行にいらっしゃったビギナーさんです。

道しるべの「ブルーライン」や道案内の看板は初めて走る道でも心強く、橋へと登るアプローチ道は傾斜が緩やかでジェントリー。「サイクスオアシス」「しまなみ島走レスキュー」といった地元ボランティアのサポートなど、おもてなしの心遣いもしまなみ海道のサイクリストを支えています。

さあ、出発前に情報を集めて旅の計画をはじめましょう。 安心で安全なサイクリングには、無理のないプランニングが大切です。しまなみ海道の旅人の声をもとに、地元サイクリングガイドでもある「シクロの家」スタッフがサイクリング情報をまとめてみました。皆さまの計画に少しでもお役立ていただければ幸いです。

 

しまなみ海道の道しるべブルーライン
道しるべブルーライン
しまなみ海道の休憩所サイクルオアシス
休憩所サイクルオアシス
しまなみ島走レスキューでパンク修理
しまなみ島走レスキュー

 

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しまなみサイクリングのガイドブック&マップの『しまなみ島走シリーズ』は、シクロツーリズムしまなみのウェブサイトやAmazon.co.jpで販売しています。シクロの家でも販売していますので、現地調達もできます。

 

 

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距離・所要時間・ルート

しまなみ海道の高速道路(西瀬戸自動車道)とサイクリングロードは、橋の上以外では全く別のルートを通っています。高速道路は今治ICから西瀬戸尾道ICまでの約60kmで、各島にはICもあるのでドライブでも島へ降りることができ、島の生活にも大切な道路になっています。

一方で、サイクリングでは各橋に併設された自転車歩行者専用道と、各島内の一般道を走ります。つまり橋の上だけ高速道路と並走、それぞれの島では自動的に島へ降りて生活道に入っていきます。唯一、新尾道大橋の架かっている尾道と向島の間は、頻繁に行き来している渡船で渡ります。

しまなみ海道の橋の上では高速道路沿いを進み、島では一般道を走る
しまなみ海道のサイクリングロードのイメージ

島内の一般道のサイクリング推奨コースは、「メインルート」や「外周コース」などのバリエーションがあり、サイクリングの経験値や体力・旅の目的などによって各島でルートを選ぶことができます。

原付(125㏄以下)も基本的には自転車と同じく、橋上の原付走行レーンと各島の一般道を通るような設計になっています。125cc超のオートバイは自動車と同じく高速道路を通行します。

 

初めてでも走破できる?

今治駅から尾道駅まで最短コースを走ったときの距離は約76km。単調で平坦な道と思いきや、橋へと登る坂道や小さな峠も次々と展開していくので「こんなに起伏があるとは思わなかった」という旅人の声も。

しまなみ海道のアップダウン高低差

自転車で76kmというのは、初心者の方でもひたすら走り続ければ1日で辿り着けない距離ではありません。しかしながら、1日で走破するのは達成感こそあるかもしれませんが忙しい旅になりがちです。初心者でも上級者でも、途中の島に泊まったりしながらゆっくり走り抜けてみてはいかがでしょう。

 

しまなみ海道の島と橋
しまなみ海道縦断は2日以上に分けて

1日40kmベースとなると旅程にはだいぶ余裕が出てきます。観光スポットやお店に寄り道したり、上級者であれば外周コースや展望台へのヒルクライムを組み込んだり、自転車旅行の楽しみがぐっと広がります。ゆったりと流れる島時間に身をゆだねたスローなサイクリングが心地いいですよ。

 

1日だけではサイクリングを楽しめない?

なかなか2日以上も旅程が取れないよ…という方であれば、1日や半日でしまなみ海道の一部を楽しむショートサイクリングのプランも。乗捨てが便利なレンタサイクルと船やバスといった公共交通を組み合わせれば、かなり自由な旅程を組むことができます。これもしまなみ海道で初心者~上級者まで幅広い方々がサイクリングを楽しめる理由のひとつです。

 

しまなみ海道を1日で楽しむプラン

後の章で、1Dayサイクリングプランを4つご紹介しています。

また、1泊2日の王道プランからゆっくり3日間走るプラン、数時間の体験プランまで、今治スタートと尾道スタートの16のモデルコースを紹介した『しまなみ島走PLAN』もぜひご活用ください。自分で計画を立てるのは苦手という方に向けて、シクロの家スタッフが執筆・出版しています。

 

ガイドブックしまなみ島走PLANの広告バナー

 

自転車の進むペースは?

自転車の長距離走行のペースは、普段からスポーツ自転車に乗っていないとなかなか想像できにくいもの。初心者の方がしまなみ海道の76kmをレンタサイクルで走る場合、平均で約8時間ほどかかっています。速い人で時速20km、ゆっくりな人でも時速10kmほどで走行しているイメージですね。

自転車のおおよその走行スピードのイメージ写真

自転車の平均時速:10~20km

(1時間で10~15km進めるイメージ)

一方、普段からロードバイクに乗っているサイクリストには、今治~尾道間を3時間程度で走り抜ける方や、しまなみ海道を1日で往復に挑戦する方もいらっしゃいます。

レンタサイクルを借りて走る初心者の方であれば、10㎞の道のりを走るのに1時間ぐらいかかりそうと見積もっておくと余裕のあるプランニングができると思います。当日に走り始めてから寄り道をやめたり追加したりもできますから、目安にしてみてください。

『しまなみ島走BOOK』『しまなみ島走MAP』には、島ごとにそれぞれのルートの細かな距離や高低差も詳しく掲載しています。

 

おすすめのルートは?

メインルートだけでなく外周コースにもブルーラインや看板が整備されています。一部の外周コースには少し上級者向きの場所もあり、例えば大島や因島の東側外周や大三島の南西外周は、アップダウンが続き走りごたえがあります。

― 島探訪ルート
ビギナーでも走りやすいおすすめの寄り道

― しまなみ縦断ルート
とにかく縦断したい人向け 

 ● 緑色の丸
立ち寄りスポット 

 ● 橙色の丸
レストラン・食堂&カフェ 

 ● 赤色の丸
ゲストハウス&旅宿 

スマホの「Googleマップ」アプリで表示する方法
上の地図はスマートフォンの「Googleマップ」のアプリで表示すると便利かと思います。まずはこのページを見ているウェブブラウザ(Chrome、Firefox、IEなど)とスマートフォン上の「Googleマップ」アプリにて、同じGoogleアカウントでログインしてください。
 ①.上の地図タイトル右横にある☆印をクリックしてスターを付ける(☆⇒★)
 ②.スマートフォンで「Googleマップ」アプリを起動
 ③.下の方にある「保存済み」をタップ
 ④.マイマップ > 【ビギナー編】しまなみ海道サイクリングおすすめルートマップ

上の地図中、赤色のラインで「とにかくしまなみ海道を縦断したい人」向けの経路として引いてみました。時間がある方は是非、橙色の経路をたどり、寄り道をしながらの自由なサイクリングをお楽しみください。

サイクリングの計画を立てる際のメモなど用に、しまなみ海道の白地図も作成してみました。印刷などして活用してみてください。

 

 

最も定番のプランは?

 

しまなみ海道を2日間で縦断する定番のサイクリングプラン

シクロの家にご宿泊のゲストさんで、✔自転車旅は初めて ✔しまなみ海道の全線を走破したい ✔レンタサイクルを借りて観光も楽しみながらのんびりペースで、という方々に定番となっている「2日間で走破する王道プラン」をこちらのページにまとめました。

 

雨予報の場合は?

アウトドアで楽しむ自転車旅行はどうしても天候の影響を受けます。雨の中での走行では不安がどうしても増えてしまいます。周囲に一層注意を払い、時間的・体力的なゆとりを持って走ることが大切です。上下別タイプのレインウェアの準備や手先の冷え対策、荷物の防水対策も欠かさず。

雨の中のしまなみ海道をサイクリングする写真
雨の中の走行は充分に注意と対策をして

風雨予報に備えて、サイクリングではなく公共交通で旅する雨プランを用意しておく方も多いです。愛媛県や広島県には雨でも楽しめるスポットも沢山あります。ぜひ、辛かった思い出ではなく、楽しかった思い出を持ち帰っていただきたいなと思います。

 

区切り線

 

瀬戸内トライアングル

瀬戸内海を満喫できるサイクリングルートはしまなみ海道だけではありません。

しまなみ海道とより広域にサイクリングができる瀬戸内5海道とトライアングル
しまなみ海道と組み合わせる

今治から船で岡村島へ渡り、呉市川尻まで7つの島をアイランドホッピングする「とびしま海道」、そしてその2つの海道を結ぶ「さざなみ海道」。せっかく遠くまで来たのだから数日をかけて瀬戸内海をひとまわり。贅沢に「瀬戸内トライアングル」を楽しんでみては?

かつては中~上級者向けと言われた「とびしま海道」のサイクリングも、ここ数年で自転車積載可能な船の航路が充実し、ゲストハウスやカフェが続々とオープン、本格的なレンタサイクルサービスも開始されるなど、初めてでも自転車旅ができる環境が整いつつあります。

とびしま海道のサイクリングイメージ
とびしま海道のサイクリング

今治を拠点に「しまなみ海道縦断」と「とびしま海道往復」を組み合わせたり、愛媛県内に整備された「愛媛マルゴト自転車道」を走ってみたり。四国一周旅行にチャレンジするサイクリストも。自転車旅行の文化はしまなみ海道から、愛媛県、四国へと一気に広がりを見せています。

 

しまなみ海道サイクリングをイメージした区切り線

 

宿泊施設

おすすめの宿は?

しまなみ海道サイクリングにオススメの宿泊施設
しまなみ海道のおすすめ宿泊施設

旅の始点と終点、日数などが決まったら、サイクリングの拠点・目的地となる宿を探してみましょう。

それぞれの島には、古民家を改築したゲストハウスや地元食材を使った手料理の美味しい人気宿まで、それぞれ特色あるお宿も目白押しです。

「シクロの家」にご宿泊のゲストさんがよく利用されているゲストハウスや民宿、旅館、ホテルを中心に取り上げてみました。

サイクリングの拠点となる宿泊施設の特徴や大まかな宿泊料金をまとめています。

愛媛県側のおすすめ宿泊施設

お宿お宿の特色宿泊料金HP
今治市街しまなみゲストハウス「シクロの家」自転車旅をテーマに地域づくりを進めてきた仲間が運営する今治駅前にあるゲストハウス。しまなみ海道サイクリングと町なか散策の面白さを発信する交流拠点。女性ドミ・個室あり。2,900円~詳細
今治波方Cyclo cafe & book Hostel なみトみなと元フェリー乗り場だった建物を改装した全室オーシャンビューのゲストハウス。駐車場が広く車載サイクリングにも。女性ドミあり。2~6名用個室もあり団体で泊まりやすい。2,600円~詳細
今治市街今治国際ホテル今治のランドマークとなっているホテル。 レストランやバー、宴会場、露天風呂とプール、フィットネスジムなどのレクリエーション施設がある。 8,000円~詳細
大島ゲストハウス&カフェ千和まるで親戚の家を訪れたかのようなアットホームな民宿。ベランダからは急流で知られる瀬戸と村上水軍の能島が見える。6,500円~詳細
大島くめちゃんハウス宮窪漁港近くの板金店住居をDIYで改装したアットホームなゲストハウス。近くにある2号店の「70s house」も海の見える古民家宿で素敵。船遊びもおすすめ。3,800円~詳細
伯方島ソルトハウス木浦地区の住宅街にある昭和モダンな古民家ゲストハウス。もと歯医者さんの建物を改築したゲストハウスで、レトロな高級感が漂う。4,500円~詳細
大三島素泊り茶房トマリギ広いカプセルタイプのドミトリーや和室の個室のあるアットホームなゲストハウス。大三島観光にも便利な立地。室内駐輪スペースあり。2019年11月オープン。4,500円~詳細
大三島OHANA in 御島大山祇神社近に近いゲストハウス。ゴミやエネルギーを考え、循環型エコロジーに取り組む。1Fはオーガニックカフェ・ショップ。2,900円~詳細
大三島民宿なぎさ大三島で獲れる新鮮な魚料理の夕食が評判の民宿。多々羅温泉へも近く、大三島の島の雰囲気を存分に味わえる。1泊2食付き6,500円~6,500円~詳細
佐島古民家ゲストハウス 汐見の家ゆめしま海道・佐島で人気の古民家ゲストハウス。土間や掘りごたつ、五右衛門風呂もあり、島暮らしを堪能できる。女性ドミあり。4,000円~詳細
弓削島ゲストハウスとこのまゆめしま海道・弓削島の細い路地の入り組む集落にある古い民家を活用したゲストハウス。近くに、飲食店や商店もあるので離島でありながらも便利な立地。男子ドミあり。3,000円~詳細

 

広島県側のおすすめ宿泊施設

お宿お宿の特色宿泊料金HP
生口島島宿NEST瀬戸田港近くの便利な立地にある部屋貸しタイプのゲストハウス。世界一周の旅から帰郷したご夫婦が開業。長期滞在も可能。5,000円~詳細
生口島ちいさなお宿Link 輪空海の見えるお宿。女将さんとサイクルインストラクターでもある旦那さんのお二人で経営されておりサイクリストに大人気。10,000円~詳細
生口島瀬戸田垂水温泉旧瀬戸田しまなみユースホステル。瀬戸田サンセットビーチに近く、手作り風呂で天然ラドン温泉も楽しめる。4,500円~詳細
向島ゲストハウス 尾道ポポー尾道から渡船ですぐの島、向島に2018年にオープンしたゲストハウス。「ポポー」とはオーナーのポポーさんが育てる珍しい果物の名前。男女別ドミ、個室あり。3,300円~詳細
向島ゲストハウスがみがみ向島の中での特に海の景色がきれいな島の南側にあるゲストハウス。海を目の前に眺めながらバーベキューも楽しめる。女将さんの人柄がサイクリストにも人気。4,000円~詳細
尾道市街あなごのねどこ尾道市旧市街地の商店街の一角にある奥行きの深い町家をリノベーションしたゲストハウス。カフェ&バー「あくびカフェー」を併設。2,900円~詳細
尾道市街フジホステルJR尾道駅より東へ徒歩約15分。築69年の建物を利用したゲストハウス。観光からビジネス、長期滞在などに利用可。女性ドミ・個室あり。2,500円~詳細
尾道市街Hotel Cycleレストラン、セレクトショップなどが入る複合施設Onomichi U2内にある”自転車に乗ったままチェックインできる”おしゃれなホテル。18,200円~詳細

ここで紹介した以外にも、サイクリストのニーズに合わせたサービスを行っているホテル・民宿・ゲストハウスをリストアップしたウェブサイト「しまなみ自転車旅の宿」も、宿探しにご活用ください。

しまなみ自転車旅の宿

しまなみの拠点「シクロの家」

しまなみ海道の拠点宿シクロの家

シクロの家は、2009年からしまなみ海道で自転車旅行をテーマに地域づくりを進めてきた仲間が集まってできた旅の宿です。

ガイドツアーやサイクリング環境の整備、地図やガイドブックづくりを進める傍ら、夢として描いていた「しまなみ旅の拠点」づくり。今治での滞在・交流を通して、造船とタオルの町、そしてしまなみ海道のファンになっていただけるよう旅人をお迎えしています。

 

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手荷物を送る

手荷物配送サービスは?

「重い荷物を背負いながらのサイクリングは嫌だなぁ」「スーツケースはどうしよう……」そんな時に便利なのが、佐川急便の「しまなみ海道 手ぶらサイクリング」という手荷物即日配送サービス。サイクリングに必要ない荷物はその日の宿泊先に送りつけて、快適な自転車旅を。

佐川急便のしまなみ海道手ぶらサイクリングで手荷物を当日配送する

尾道市内と今治市内の佐川急便が提携している宿泊施設間で、スーツケースやカバンなどを当日中に送ることができます。当日朝に宿泊施設へ荷物を預け、その日の夜までには次の宿に届いているので、少ない荷物でサイクリングを楽しむことができます。

通常の配送だと翌日以降の受け取りとなるため、特に1日でしまなみ海道を走り抜けたいサイクリストには嬉しい仕組みです。しまなみ海道の途中の島にも提携先宿泊施設が増えるなど、随時より便利なサービスへと拡充されています。

手荷物は送ってしまなみ海道サイクリングを楽しむ
大きな手荷物は送って

※2013年から開始した社会実験「荷物らくらく便」を経て、2015年から佐川急便の「しまなみ海道 手ぶらサイクリング」のサービスが開始しました。

コインロッカーに預ける

JR今治駅やJR尾道駅などには有料のコインロッカーがあります。こうしたロッカーや手荷物預かり所、宿泊していたホテルやゲストハウスの手荷物預かりサービスなどに大きな荷物を預けていきましょう。

尾道駅のコインロッカー
尾道駅のコインロッカー

 

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レンタサイクル

しまなみ海道のレンタサイクルの種類や料金、乗捨てに関する情報などのよくある質問をまとめました。

 

自転車は借りられる?

公営の「しまなみレンタサイクル」は、ルート上のターミナルで乗捨て可能。坂道でも走りやすいように、変速ギアが何段もついているようなスポーツタイプの自転車や電動アシスト付き自転車の貸し出しも。レンタサイクルの事業者にはいくつかあるので、プランや体力に合ったものを選ぶといいですよ。

定番レンタサイクル3選

シクロの家にご宿泊のゲストさんがよく利用されているレンタサイクルのサービスを3つご紹介します。

しまなみレンタサイクル
しまなみレンタサイクル

10か所のターミナルがあり、台数や車種も多くリーズナブル。しまなみ海道で最もよく利用されているレンタサイクル。

レッドバイシクルズ尾道
レッドバイシクルズ

尾道にある自転車屋さんのロードバイクやEバイクのレンタル。親切な店員さんと高品質な自転車が評判。

GINATストア
GIANTストア

上級者にも嬉しい高品質なロードバイクやEバイクの貸出も。今治と尾道の両方にオフィシャルストアがある。

それぞれのレンタサイクルのサービスによって、借りることのできる自転車の種類やレンタル料金、ターミナルの場所、乗捨てのシステムなどが異なります。それでは、これら3つのしまなみ海道のレンタサイクルの特徴をそれぞれ比べていきましょう。

 

しまなみレンタサイクル

しまなみレンタサイクルのレンタサイクルターミナル
しまなみレンタサイクルのターミナル

愛媛県側でも広島県側でも借りられるしまなみレンタサイクル。しまなみ海道沿線にはレンタサイクルターミナルが10ヶ所あり、乗捨て可能。「絶対に尾道まで走らなくてはいけない」という縛りがない分、気の張らない旅ができるかもしれません。もちろんヘルメットの貸出しもあり。船やバスと組み合わせて、ある島だけ、あるいは幾つかの島を部分的に旅することもできます。

ターミナルによっては、電動アシスト自転車やタンデム(ふたり乗り自転車)も借りることもできます。ただし、電動アシストやタンデムは乗捨てができない等の制限があるのでご注意を。

問い合わせ先や事前の予約は?

2022年4月1日から今治~尾道エリアの全てのレンタサイクルターミナルを「一般社団法人しまなみジャパン」が一括で管理するようになりました(それまでは今治側はサンライズ糸山、尾道側はしまなみジャパンがそれぞれ管理していました)。しまなみ海道沿線に計10ヶ所あるレンタサイクルターミナルでの自転車貸出しの予約は、どこで借りたい場合であっても「しまなみジャパン」のウェブサイトまたは電話 (0848-22-3911) が窓口となっています(貸出希望の4日前まで)。

イベント開催時や繁忙期など事前予約を受け付けていない日もあるそうです。「しまなみジャパン」に問い合わせたところ、予約は必ずしも必須ではなく、当日先着順の分も別途用意されているとのことでした。ゴールデンウィークなどの大型連休中は、ターミナルの開場前から行列ができていることもあります。こうした期間は早めに並ぶのが良さそうです。

しまなみジャパン
今治市別宮町1-4-1 今治市民会館3階*
TEL 0848-22-3911
http://shimanami-cycle.or.jp

*2022年4月1日に本社が尾道市から今治市へ移転。

 

どんな自転車を借りればいい?

繁忙期には難しいかもしれませんが、もし借りる自転車の車種を選べるようであれば、目的に合わせてベストの自転車を選びたいところ。しまなみ海道縦断を目指す場合、いわゆるママチャリよりもスポーツ自転車タイプの自転車がおすすめです。初心者でも比較的乗りやすい「クロスバイク」と呼ばれる自転車を選ぶといいと思います。半日ほどの日程で一部を楽しむなら電動アシスト自転車も選択肢に入ってくるのではと思います。

しまなみレンタサイクルの車種とその詳細

 

レンタサイクルの料金は?

クロスバイクやシティサイクルは、1台につき1日2,000円+保証料金1,100円で借りることができます。保証料金は借りた時と同じターミナルに自転車を返却したときに返金されます。つまり「保証料金」≒「乗捨て料金」と考えると分かりやすいです。例えば、1台のクロスバイクを2日間借りる場合には、貸出料金2,000円×2日+保証料金1,100円の合計5,100円となるとのことです。

自転車タイプ大人小学生以下 / 日
クロスバイク2,000円 / 日500円 / 日
シティサイクル2,000円 / 日500円 / 日
軽快車2,000円 / 日500円 / 日
タンデム自転車3,000円 / 日
電動アシスト2,500円 / 6時間

保証料金は大人1人1,100円、小学生以下1人500円です。
※保証料金は借りた時と同じターミナルor同じ島内のターミナルで返却したときにキャッシュバック。
※タンデム自転車・電動アシストは乗捨て不可。

 

シクロの家に最寄りのターミナルは?

「今治駅前サイクリングターミナル」が「シクロの家」からわずか徒歩1分の場所にあります(ここでの貸出予約もしまなみジャパンへ)。朝8時に開場するので、名物の鯛めしや今治地元パンで朝食を楽しんでからしまなみ海道サイクリングへと出発することもできますね。

今治駅サイクリングターミナルの位置と写真

 

何時までに返却すればいい?

「返却が閉店時刻に間に合うか不安…」という方は、遅い時間でも返却できる場所を事前に確認しましょう。広島県尾道市側では最も遅くまで利用できるターミナルでも冬季は18時、それ以外は19時までです。一方、愛媛県今治市側では、今治駅前サイクリングターミナルやサンライズ糸山で20時まで返却可能。また今治には終日利用ができる無人返却スポット(専用のポストに書類等を返却して自転車に鍵をかけて停めておくシステム)があります。

 

GIANTストア

「ジャイアント」という自転車メーカーのオフィシャルストアが今治と尾道の両方にあり、レンタサイクルのサービスを行っています。JR今治駅にある「ジャイアントストア今治」へも、ゲストハウス「シクロの家」から徒歩1分の近さです。

GISNTストア今治の位置と詳細

1日の貸出料金は、アルミロードバイク 5000円、カーボンロードバイク 7000円 と公共のレンタサイクルサービスに比べると少し高めの値段設定ですが、その分、プロショップの高品質な自転車を借りることができます。またWeb予約の際に +3000円 でワンウェイ(乗捨て)プランが選べるそうです(台数や車種等に制限あり)。

自転車タイプ1泊2日日帰り5時間ワンウェイ
アルミロード8,000円5,000円3,500円+3,000円
カーボンロード12,000円7,000円5,000円+3,000円
プレミアムカーボンロード20,000円13,000円9,000円乗捨 ×
クロスバイク6,500円4,000円3,000円乗捨 ×
キッズ5,000円3,000円2,000円乗捨 ×
Eバイク(電動)16,000円10,000円5,000円乗捨 ×

※ワンウェイは台数に限りあり。ロードバイク、日帰り以上を対象。

※毎週火曜日は定休なのでジャイアントストア今治での乗捨て不可。

ジャイアントストア今治の外観写真

ジャイアントストア今治
愛媛県今治市北宝来町1-729-8〈JR今治駅構内〉
TEL 0898-25-1175
営業時間 9:00~19:00
定休日 火曜日

ジャイアントストア尾道の外観写真

ジャイアントストア尾道
広島県尾道市西御所町5-11〈ONOMICHI U2内〉
TEL 0848-21-0068
営業時間 9:00~19:00
定休日 なし

 

レッドバイシクルズ

尾道の商店街にある自転車屋さん「THE RED BICYCLES ONOMICHI」がビギナー向けのロードバイクの貸出サービスを展開しています(当日3850円、2日間で 6600円、3日目以降 +3300円 / 1日)。ヘルメット、パンク修理キット、ライト、鍵、クッションサドルカバーも装備。また電動アシストクロスバイク(Eバイク)の貸出もスタートしています。フレンドリーで親切な店員さんがいらっしゃるので、スポーツタイプの自転車には初めて乗るという方でも安心。尾道からシクロの家に走ってきたゲストさんの満足度がとても高いレンタサイクルサービスです。

 

どんなプランの人におすすめ?

地元の自転車屋さんの場合、もちろん店舗に戻って返却する必要があります。例えば「THE RED BICYCLES ONOMICHI」の自転車を借りる場合、尾道を出発してゲストハウス「シクロの家」に宿泊、翌日折り返して尾道へというプランのゲストさんがよく利用されています。実際に乗ってきたゲストさんたちに聞くと「THE RED BICYCLES ONOMICHIさんの赤い自転車は、値段もお手頃でとても乗りやすかった」と評判です。しまなみ海道の往復サイクリングだけでなく、船やバスを活用すれば旅のバリエーションが一気に膨らみますね。

THE RED BICYCLES ONOMICHI
広島県尾道市土堂1丁目10-1
TEL 0848-21-0655
営業時間 8:00~17:30
定休日 水曜・木曜

レッドバイシクルズ尾道のレンタサイクル

主なレンタサイクル一覧

シクロの家に宿泊されているゲストさんに利用が多い、しまなみレンタサイクル以外の主なレンタサイクルサービスを一覧にしました。この他にも宿泊施設などで宿泊者を対象とした自転車貸出しサービスなどもあります。

レンタサイクル車種貸出料金HP
ジャイアントストア今治ロードバイク・クロスバイク・E-バイク・キッズ4,000円~詳細 >
ジャイアントストア尾道ロードバイク・クロスバイク・E-バイク・キッズ4,000円~詳細 >
The Red Bicycle Onomichiロードバイク・E-バイク3,850円~詳細 >
CYCLEFIXロードバイク3,500円~詳細 >
瀬戸内案内舎たびたす
クロスバイク・小径車・キッズトレーラー等3,500円~詳細 >
尾道ベース小径車・電動小径車・クロスバイク・キッズ3,500円~詳細 >
BETTER BICYCLES街乗り用自転車2,200円~詳細 >

 

原付バイクはレンタルできる?

しまなみ海道には自転車歩行者道のほか、原付専用道(125㏄以下)も整備されています。「高速道路ではなく原付道と島を走りたい」ということで、あえて原付バイクのレンタルを利用する「シクロの家」ご宿泊の大型バイクライダーさんも多いんです。今治市内ではオートバイ専門店「エヒメオートセンター」でレンタル原付のサービスがあります。

 

 

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ガイドブック

旅の日程を確保。いよいよ地図を眺めながら「このルートを行ってみよう」「いやここが面白そうだ」と計画する。これは至福の時間ですねぇ。とはいえ、初めて訪れる土地の情報を1から集めるのもなかなか簡単ではありません。どこに立ち寄っておくべきで、どこでランチをとるべき。そんな情報がぎゅっと詰まったしまなみ海道のガイドブックをご紹介します。

しまなみ島走BOOK

しまなみ海道のガイドブックしまなみ島走BOOK

おかげさまで通算2万冊の販売達成しました!

しまなみ海道を知り尽くした地元ガイドが作ったガイドブック。しまなみ海道サイクリングのおすすめ情報のほか、島ごとのマップや高低差も掲載しています。

しまなみ海道の自転車旅行ガイドとして、地域づくりにたずさわっているの宇都宮一成、通称なりちゃんが、島々を走り尽くして書き上げたガイドブック『しまなみ島走BOOK』。奥さんのトモ子さんとタンデム自転車で10年間かけて88ヶ国の国々を旅してきた彼はいわば旅の達人。独自の視点や感性で、島の魅力をこれでもかと詰め込んでいます。

『しまなみ島走BOOK』著者のタンデム自転車世界一周の宇都宮一成

主な著書:
『88ヶ国ふたり乗り自転車旅 前編』 幻冬舎文庫 >
『88ヶ国ふたり乗り自転車旅 後編』 幻冬舎文庫 >
『世界でいちばん長いハネムーン』 風濤社 >

宇都宮一成・トモ子夫妻の世界一周タンデム自転車の旅

自転車で旅するということは、見所から見所への単なる移動ではなく、むしろ移動している最中に楽しみがあります。ふりそそぐ光や風、地元の人と交わす会話、思わぬ発見にふと立ち止まる瞬間…。この本が、そんな自転車旅ならではの出会いのきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

『しまなみ島走BOOK』より
しまなみ島走BOOKの中身

 

 

 

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フォトスポット

しまなみ海道のサイクリングルート上には、自転車と一緒に写真を撮るのにぴったりのフォトジェニックなスポットが各所に点在しています。 クルマやバイクだと早すぎて気が付かないような素敵な風景も、ゆっくりと旅する自転車なら見つけられるはずです。

6人のシクロ・ツーリスト

しまなみ海道の各地に6種類ある人型のサイクルスタンドは、自転車のまち・今治を彩る「サイクルスタンド・デザインコンテスト(2012)」一台駐輪部門で、最優秀賞を受賞した馬場俊一さんの作品 6人のシクロ・ツーリスト を製品化したものです。大三島の多々羅しまなみ公園内にある「サイクリストの聖地」には、プロトタイプの4体が設置されています。

MR.OMISHIMA(6人のシクロ・ツーリスト)しまなみ海道の人型サイクルスタンド
Mr.Omishima
MS.NAMIKATA(6人のシクロ・ツーリスト)しまなみ海道の人型サイクルスタンド
Ms. Namikata
MR.HAKATAJIMA(6人のシクロ・ツーリスト)しまなみ海道の人型サイクルスタンド
Mr.Hakatajima
MS.IMABARI(6人のシクロ・ツーリスト)しまなみ海道の人型サイクルスタンド
Ms.Imabari
MR.OSHIMA(6人のシクロ・ツーリスト)しまなみ海道の人型サイクルスタンド
Mr.Oshima
MS.FUKIAGE(6人のシクロ・ツーリスト)しまなみ海道の人型サイクルスタンド
Ms.Fukiage

フォトスポットの宝庫

最近は、景色の良い場所に記念写真を撮る用のモニュメントなども続々と登場しています。しまなみ海道サイクリング旅の思い出に残るような写真を撮りに、さまざまな場所にあるフォトスポットを探してみて下さい。もちろん、自分だけのフォトスポットを探すのも、しまなみ海道自転車旅の醍醐味です。

フォトスポット①しまなみピン(来島海峡SA)
しまなみピン
フォトスポット③サイクリストの聖地碑(多々羅しまなみ公園)
サイクリストの聖地碑
フォトスポット②SHIMANAMI文字モニュメント(サンライズ糸山)
SHIMANAMI文字モニュメント
フォトスポット④海を見るベンチ(大三島北側外周コース)
海を見るベンチ

それでは、続いてしまなみ海道のひとつひとつの島について、オススメの立寄りスポットやサイクリングコース、オススメのグルメスポットなどを詳しく紹介していきます。

 

 

区切り線

 

島のおすすめスポット

しまなみ海道の6つの島、大島、伯方島、大三島、生口島、因島、向島。それぞれ個性的な島ばかりです。知られざる島の魅力、おすすめの立寄りスポット、グルメやランチにおすすめなカフェやレストランなどをダイジェストでお届けします。しまなみ島走シリーズではより詳しくご紹介しています。

 

スタートの前に

「シクロの家」から徒歩1分、今治駅前サイクリングターミナルで自転車を調達。しまなみ海道のブルーラインは、このJR今治駅前から引かれているので、いきなり迷子になる心配もなし。30分ほど市街地を通り抜けて、いよいよしまなみ海道地域へと突入していきます。

しまなみ海道のスタート地点シクロの家
シクロの家をスタート

「しまなみ海道0km地点スタート&ゴール看板」がシクロの家すぐ横にできました。しまなみ海道サイクリングの気分を盛り上げる写真撮影をどうぞ。シクロの家には「しまなみ島走Tシャツ」や「今治タオル」などオリジナルアイテムコーナーも充実。 必携のガイドブック『しまなみ島走BOOK』や地図『しまなみ島走map』も現地調達できます。宿泊でない方もぜひお立ち寄りください。

来島海峡大橋の登り口付近には、いくつか展望スポットがあります。余裕がある方は、サンライズ糸山や来島海峡展望館、糸山展望台、来島海峡SA(サービスエリア)などによってみると、来島海峡大橋のダイナミックな景色の写真が撮れるはずです。来島海峡サービスエリアは一般道を回り込むことで、自転車や徒歩でも立寄ることができます。

 

 

① 大島

しまなみ海道の橋の中で一番長い「来島海峡大橋」を渡り、今治から一つ目の島「大島」へ。全長4㎞の来島海峡大橋がかかるこの海峡は日本屈指の潮流の速さで知られる瀬戸内の難所です。

しまなみ海道・大島をサイクリング
しまなみ海道・大島をサイクリング

急流を間近で見たいなら大島で船に乗ることをお勧めします。1つは「宮窪瀬戸の潮流体験」で、村上海賊の歴史を体感する船です。もう一つは「来島海峡急流観潮船」で、橋の下をくぐったり、波止浜の造船所を海から眺めたりできる船です。

また大島では採石業が盛んで、「大島石」と呼ばれる花崗岩は高級石材です。サイクリングルート上からも山の上にある採石場が見えますし、各地に石材屋や加工工場などが点在しています。

・スタッフのレポート記事:最強潮流の来島海峡急流観潮船

 

大島のサイクリングルート

初めてしまなみ海道・大島を走る方におすすめのサイクリングルートや景色の良いルートをピックアップ!ルートをイメージしたワードを散りばめたシンプルなマップです。

しまなみ海道・大島のサイクリングルートイメージマップ

おすすめルート
南側は海沿い&平坦な「外周ルート」を進む。「よしうみバラ公園」から中央のメインルートに戻り、標高79mの「宮窪峠」を越える。宮窪峠は長い坂道が続くので、自転車を押して登る場合は時間がかかる。

外周ルート北西側
砂浜が白いため、しまなみ屈指の美しい海の絶景が続く。ルート上にある標高78mの「田浦峠」は傾斜がかなり急。ただし、宮窪峠と比べると上り坂の距離は短いので、自転車を押して登る場合は、意外と早く進める。

外周ルート東側
アップダウンの続く中~上級者向けルート。

大島のルートと風景スポット

大島のメインルートは、島の真ん中を2つの峠を越えていく経路が設定されています。確かに最短コースではあるのですが、瀬戸内海の島の雰囲気を満喫するなら、島の西側を海沿いに周ることを勧めます。美しい海を眺め、浜風を感じながら漁村を進みます。外周ルートで周りこむことで、峠も一つ登らずに済むので一石二鳥なのです。

長浜海岸は来島海峡大橋を降りきってすぐのところにあるこじんまりとした砂浜。砂が大島石に由来する白っぽい色のため、砂浜の美しさがより際立ちます。海越しに大橋を眺め、瀬戸内海へと来たことをじんわりと実感できることでしょう。

そして長浜海岸から外周ルートを少し進んだところにある宮ノ鼻という岬。ここが宮ノ鼻であることを示す看板もないくらいに小さな岬です。この辺り、よしうみバラ公園や吉海町泊地区までの区間、島の漁師町を横目に、海沿いの走りやすい平坦なルートが続きます。宮ノ鼻からも来島海峡大橋が一望できるので、サイクリングの集合写真を撮るのにもぴったりと思います。

・スタッフのレポート記事:今治⇔大島1日プラン

 

大島の長浜海岸
長浜海岸
大島の宮ノ鼻で写真撮影
宮ノ鼻
大島のよしうみバラ公園でひとやすみ
よしうみバラ公園

大島でおすすめのお店

1週間のうち、金曜日と日曜日の2日間だけパンの販売をしているベーカリー「ペイザン」はいつも行列ができるほど大人気(土曜日は喫茶のみ)。ここを目的地に、しまなみ海道を走ってくる地元サイクリストも多いです。場所が少しわかりにくいですが、発見したときの喜びはひとしお。最近は息子さんたちが店先でハンバーガーショップ「ペイザンバーガー」を開いていることも。

こちらは大島のちょうど真ん中あたり。島の一角で屋台やキッチンカーでコーヒーを提供していた「こりおり珈琲」が、古民家を改装し自家焙煎珈琲と本のお店「こりおり舎」として生まれ変わりました。手回しの焙煎機で丁寧に一粒一粒を煎ったテイストにほっこり。セレクトされた新刊と古本の数々にも、思わず手が伸びてしまいます。

さて、こちらは大島の北側。漁協直営のレストラン「能島水軍」では地元で採れた海産物を使った海鮮バーベキューがとても美味しく楽しいです。このあたりで採れるムール貝に似た瀬戸貝は春から夏にかけて旬を迎えます。しまなみ海道・大島でしか食べられない魚の幸をぜひご賞味ください。

大島のベーカリーペイザンのバーガー
ペイザンバーガー
こりおり舎で自家焙煎コーヒー
こりおり舎
能島水軍で海鮮バーベキュー
能島水軍

サイクリング×フィッシング

大島の宮窪地区で釣り船を出している「遊船 やすまる」。40年以上の海釣り歴で、大島の釣り場を知り尽くした田頭船長がとっておきのスポットへと案内してくれます。

しまなみ海道でサイクリングとフィッシング

サイクリングと違って穏やかな海から眺めるしまなみ海道も魅力的です。アコウや鯛など、豊かな瀬戸内海ならではの魚を自分の力で釣り上げた時の感動は忘れられないものがあります。

大島にも民宿や旅館、ゲストハウスなどが点在しており、島ならではの暮らしを体感できると人気です。毎年のように訪れるリピーターさんも多く、まるで実家に帰ってくるような旅もまた良いものですね!

・スタッフのレポート記事:民宿千和さんにて

 

サイクリングのコツ[その1]~左側を一列で~
自転車で走るときの基本、左側通行&縦一列走行をしっかりと守って安全にサイクリングを。前の人とじゅうぶんに間隔をとることも大切です。しまなみ海道の自転車専用道には狭い部分やちょっとした段差もあり。休日などはサイクリストも多いです。しまなみ海道の美しい風景に心を奪われすぎないようにご注意を♪

 

 

 

② 伯方島

大島から「伯方・大島大橋」を渡り、”伯方の塩” で有名な塩づくりの島、「伯方島」をサイクリング。1937年に伯方島を訪れた歌人の吉井勇(1886~1960)は景色を気に入り、約3か月の滞在をへて「島の歌」百首を残しました。

しまなみ海道・伯方島をサイクリング
しまなみ海道・伯方島をサイクリング

伯方島は外周コースで1周20kmほど。メインルートとは反対側には中心地、木浦の町があり、この木浦港からは今治港や因島土生港行きの旅客船が発着しています。

 

伯方島のサイクリングルート

今治から2つ目の島、伯方島の走り方は大きく2種類。メインルートと外周ルートをシンプルなイメージワードマップでご案内します。

しまなみ海道・伯方島のサイクリングルートイメージマップ

メインルート
たったの3kmほどで伯方島を通り抜けてしまう。途中に道の駅「伯方S・Cパーク」やコンビニ・薬局あり。

外周ルート
他の島に比べてアップダウン少なく、1時間ちょっとで一周できるのでおすすめ。島と島が特に近いところは、激流ポイント。伯方島の中心街である木浦や、かつての塩田跡地が数多く残るエリアを走り抜けていく。

伯方島のおすすめカフェ・グルメ

有津地区にある「Patisserie T’s Cafe 玉屋」は伯方島に来たら必ず立ち寄りたいお店のひとつ。カフェの扉を開けるとまずショーケースに並んだ美味しそうなケーキがお出迎え。そして、きらめくオーシャンビューは、しまなみ海道随一です。

外周ルートを進んだ先にある伯方島の中心市街地木浦の町にあるラーメン屋さん「さんわ」。ここの名物は何といっても、伯方の塩を使った「伯方の塩ラーメン」。週末やサイクリングシーズンの昼時は行列ができるほどです。

 

Patisserie T's Cafe 玉屋
Patisserie T’s Cafe 玉屋
伯方の塩ラーメンさんわ
伯方の塩ラーメン
しまなみ海道・伯方島の外周ルートを走る
外周ルートを走る

伯方島のおすすめスポット

道の駅「伯方S・Cパーク」の目の前は「伯方ビーチ」という海水浴場になっており、しまなみ海道を代表する景色のひとつです。人型のサイクルスタンド「6人のシクロ・ツーリスト」の「Mr. Hakatajima」に愛車をかけて写真をパチリ。のんびりと海の風景に浸りながら伯方の塩ソフトクリームも美味しいです。

伯方島の外周コースは、島の南側から東側、北側へと風景がテンポよく変化していきます。南側には急流で知られる船折瀬戸があり、少し道をそれると沖浦ビーチといった美しい砂浜もあります。木浦や北浦の路地裏散策をしてもよし。北側の塩田跡地の風景も伯方島ならではです。

余裕のある方は、伯方島の西側にある標高133メートルの小高い山、開山へと登ってみて下さい。開山公園の展望台からは伯方・大島大橋や大三島橋、多々羅大橋などの橋と多島美の景色が一望でき、まるでしまなみ海道の中心に立っているかのような景勝です。

 

伯方ビーチの人型サイクルスタンドで記念撮影
Mr.Hakatajimaと記念撮影
道の駅で伯方の塩ソフトクリーム
伯方の塩ソフトクリーム
伯方島の開山展望台
開山展望台

サイクリングのコツ[その2]~オートバイ専用道との合流地点にご注意~
しまなみ海道「来島海峡大橋」には、高速道路の両側に自転車歩行者専用道路と125㏄以下のオートバイ専用道路が併設されています。橋へと登る(下る)アプローチ橋の途中にある合流地点は、自転車とバイクの衝突事故の起きやすい地点です。一時停止を守って安全に通行しましょう♪

 

 

③ 大三島

「時間かけてじっくり楽しむのにおすすめの島はどれですか?」と聞かれて、まず頭に浮かんでくるのがこの島「大三島」。大三島でたっぷり時間をとっておくと充実したしまなみ海道サイクリングになること間違いなし。

しまなみ海道・大三島をサイクリング
しまなみ海道・大三島をサイクリング

大三島は一周すると45~50㎞もあるしまなみ海道で一番大きな島ですが、メインルートだけを走り抜けてしまうとたったの5㎞。大三島の魅力を存分に味わうには、ぜひじっくり滞在してみてください。

 

大三島のサイクリングルート

しまなみ海道で最も大きな島、大三島をぐるっと一周まわるとかなりの距離があります。寄りたいお店やスポットをピックアップして余裕あるサイクリングプランを。

しまなみ海道・大三島のサイクリングルートイメージマップ

メインルート
海沿いで走りやすい5kmほどの平坦な道。山側の集落は細い路地が入り組んでおり、迷い込んでみるのが面白い。海に浮かぶ小さな島「古城島」は年に数回だけ陸続きになる。道の駅「多々羅しまなみ公園」が休憩におすすめ。

外周ルート
1周約45km。島の南側はいくつか峠があり中~上級者向け。サイクリング専用道が整備されている区間もあり、北側はおおむね平坦で快走路が多い。特に水色で描いた南側の海岸沿いは好景観だがアップダウンが多い。

峠越えルート
多田羅大橋側から大山祇神社へ向かうにはこのルートを通る。ルート上の田村峠(標高76m)にはサイクリングロードあり。片道約30分。

大三島のおすすめ立寄りスポット

しまなみ海道で最も有名な観光スポットのひとつである「大山祇神社」。全国に一万社あまりの分社を持つ神社。山の神、海の神、そして戦いの神として昔も今も参拝に訪れる人が絶えません。見所①境内中央に鎮座する樹齢約2600年のご神木。見所②宝物館(有料)に展示された国宝級の武具の数々。見所③生樹の御門(いきぎのごもん)。大山祇神社奥の院参道にある樹齢3000年の楠の大樹。幹の根元に自然の空洞がありくぐることができます。

大三島の南西側には「伊東豊雄建築ミュージアム」や「ところミュージアム」、「岩田健 母と子のミュージアム」といった小さなミュージアム群が点在しています。大三島のメインルートからだと島のちょうど反対側になってしまいますが、今治港から大三島行きのフェリーや旅客船に自転車を積み込んで、宗方港で降りると比較的簡単にたどり着くことができます。

 

大三島の大山祇神社にお参り
大山祇神社
大三島の伊東豊雄建築ミュージアム
伊東豊雄建築ミュージアム
大三島のサイクリストの聖地碑
サイクリストの聖地碑

大三島おすすめのお店

イタリアで出会ったリキュール「リモンチェッロ」を自分たちで作りたい!と大三島へ移住に移住し有機レモン栽培を始めた山崎夫妻のお店「大三島リモーネ」。今やしまなみ海道のお土産に大人気となったリモーネのリモンチェッロは、食後にきゅっと飲んでもアイスクリームにかけたりしても絶品。ここでしか食べられないリモンチェッロのアイス最中を求めて訪れるサイクリスト多数。

しまなみ海道で初となるクラフトビールの醸造所兼カフェバー「大三島ブリュワリー」。元箕面ビールの醸造家だった高橋さんが独立&大三島移住して立ち上げた工房です。座敷もあるバースペース横には3基の発酵タンクが並び、これからどんなビールが飲めるのかとても楽しみです。もちろん飲酒運転は厳禁なので、大三島で一泊して島を大満喫。

大三島の井口の集落にある「ボッコ製菓」はサイクルオアシスにもなっている昔ながらの製菓工場。道の駅でもボッコ製菓のお菓子は購入できますが、最近は「サイクリングどら焼き」という商品が登場。サイクリング中の補給に餡子の甘さがGOODです。

 

大三島のリモーネでリモンチェッロ
大三島リモーネ
大三島のクラフトビール大三島ブリュワリー
大三島ブリュワリー
大三島のお菓子工場ボッコ製菓
ボッコ製菓

大三島おすすめグルメ

観光客も多い、大山祇神社周辺にはランチスポットが点在しています。1日でしまなみ海道を縦断する上級者サイクリストにはこのあたりがお昼ご飯となることが多いかもしれません。

地元の魚料理・海鮮丼を食べられる食堂「よし川」「大漁」、シマアジのなめろう丼の美味しい「きつねのぼたん」、珍しい「猪骨ラーメン」などなど。ランチスポットが目白押し。しまなみ海道のガイドブック『しまなみ島走BOOK』にはランチ情報も満載なので、ぜひチェックしてみてください。

 

大三島を楽しみ尽くす

大三島で最も標高が高い山、鷲ヶ頭山(標高436m)。古くから霊峰として崇拝され、かつては修験道もあったこの山には「鷲ヶ頭山自然研究路」というハイキングコースが整備されており、軽登山を楽しむことができます。大山祇神社の裏手にある登山口から往復3~4時間といったところ。途中の安神山から鷲ヶ頭山山頂までの尾根伝いの道が特に絶景です。

野生のうさぎが900羽以上生息する“うさぎ島”、大久野島。訪れる人が急増中です。大三島の盛港からフェリーで15分で着きます。うさぎと遊ぶだけなら、自転車は盛港に駐輪しておきましょう。一周道路を走るのならフェリーに積んでご持参を。*大三島フェリー 盛港 ⇔ 大久野島 ⇔ 忠海1日7往復

 

 

④ 生口島

しまなみ海道・生口島をサイクリング
しまなみ海道・生口島をサイクリング

生口島は国産レモン栽培発祥の島。今でもレモン栽培量は日本随一で、鈴なりになったレモンが山を黄色一色に染めあげます。島の外周はほぼ平坦なので、しまなみ海道の島々の中でも特に一周しやすい島と言えるかもしれません。

今治をスタートしてちょうどここが、半分を過ぎたあたり。瀬戸田港からは尾道へ旅客船も運航しているので、体調・体力面で苦しくなった場合のショートカットルートとして知っておくと安心です。瀬戸田港の周辺には観光スポットやお店もあるので、船の時間まで余裕がある時は街歩きができます。

生口島のサイクリングルート

多々羅大橋を降りた後、生口島はぐるっと一周ほぼ平坦でビギナーでも走りやすい。多々羅大橋から生口橋までは約12km。メインルートである島の西側には「瀬戸田」の町があり、観光スポットやランチスポットが集中。

 

生口島のおすすめ観光

しおまち商店街を中心に、瀬戸田港周辺の昔からの町並みを散策してみると思いがけない旅の発見があるかも。休憩を兼ねて美術館や博物館でアート鑑賞ができるのも生口島の魅力です。

瀬戸田エリアには西の日光とも呼ばれ、日本各地の有名建築物を模した建物や石仏だらけの洞窟、大理石の庭園「未来心の丘」など圧巻の「耕三寺」や、シルクロードをテーマにした絵画が有名な日本画家のミュージアム「平山郁夫美術館」などの見どころも多く、観光客の姿も目立ちます。

 

生口島のしおまち商店街を散策
しおまち商店街
しまなみ海道生口島の耕三寺
耕三寺
生口島のアート作品ベルベデールせとだ
ベルベデールせとだ

生口島のいたるところで発見できるアート作品の数々。実は30年ほど前の「瀬戸田ビエンナーレ」というアートプロジェクトの作品群で、現在は島全体を美術館に見立てた「島ごと美術館」として様々な場所に計17点の立体アートが展示されています。

17点すべて回るのはなかなか至難の業ですが…。

生口島おすすめグルメ・ランチ

生口島はしまなみ海道屈指のグルメ・アイランド。瀬戸田の「しおまち商店街」にはレトロな商店が並び、昔ながらのコロッケやローストチキンといったプチグルメを満喫できます。「生口島と言えばドルチェ」としまなみ海道を旅するサイクリストの間で定番立寄りスポットになっているジェラート屋「ドルチェ」も大人気です。

しおまち商店街で必ず寄りたいカフェが「汐待亭」。江戸時代の建物を改装して、自転車と音楽が好きなオーナー夫妻のお店で昼時はランチもあり。夜はバーになるので、瀬戸田周辺に宿泊される方はぜひお立ち寄りを。音楽ライブイベントも頻繁に開催されています。

生口島の観光スポット・耕三寺の門前にある昭和40年に創業のお食事処「ちどり」。瀬戸田レモン鍋は地元名産のエコレモン・タコ・鯛・牡蠣がコラボした新名物。元まかない飯の蛸天丼卵とじは、店一番の人気メニューです。蛸天丼卵とじの”特盛”は”ご飯お茶碗4杯、蛸天は並の倍量”と、驚くべきボリューム!

生口島のランチスポットは、この他にも蛸三昧丼や瀬戸田レモン丼を食べられる「しまなみロマン」や、特製のたれと生卵で食べるアオリイカの刺身が美味しい「食堂あおり」、あなご丼や定食がおいしいお食事処「かねよし」など選択肢が多く迷ってしまいます。

 

生口島のジェラート店ドルチェ
ドルチェ 瀬戸田本店
自転車カフェ&バー汐待亭
自転車カフェ&バー汐待亭
ちどりのタコ天卵とじの特盛
蛸天丼卵とじの”特盛”

⑤ 因島

しまなみ海道・因島をサイクリング
しまなみ海道・因島をサイクリング

瀬戸内海のシシリー島とも呼ばれた因島。かつては重井地区を中心に除虫菊の栽培が盛んで、戦前の最盛期には全世界の9割の生産高を誇りました。因島の南東の土生は造船業の町で、レトロな商店街が残っています。土生港からは、ゆめしま海道へ船で渡ることもできます。

因島のサイクリングルート

生口橋のあと、因島のメインルートは島の西側を抜ける。一部、路側帯がなく交通量が多いので注意が必要。東側外周ルートは「因島水軍スカイライン」と呼ばれる上級者向けコース。因島大橋を渡るといよいよ最後の島、向島。

 

因島のおすすめスポット

自転車神社としてしまなみ海道を旅するサイクリストが訪れる「大山神社」は因島の土生地区にあります。サイクルオアシスとして休憩場所提供のほか、自転車祈祷やサイクリスト向けお守りも受けられます。中庄地区の因島水軍城は因島村上氏の資料館になっています。囲碁好きの方は本因坊秀策囲碁記念館も必見です。

また因島を代表する企業「万田酵素」が本社工場の横にオープンした「HAKKOパーク」はサイクリングの休憩に最適と評判です。カフェやショップも併設されていて、景色抜群・おしゃれ・美味しいと三拍子、しまなみサイクリストに今話題のスポットです。カフェテラスでのんびりするもよし、ヤギさんに癒されるもよし。

ヒルクライムに自信があるサイクリストには、因島フラワーセンターの近くから登る「白滝山」がおすすめです。標高227メートルのこの山の頂上付近には、さまざまな表情の石仏が所せましと並び、独特の景色があります。五百羅漢の石仏越しの島々の風景も絶景です。

 

因島の自転車神社・大山神社
自転車神社・大山神社
因島の万田発酵のHAKKOパーク
HAKKOパーク
因島の白滝山の五百羅漢
白滝山の五百羅漢

因島のおすすめグルメ

造船所でガンガン働く作業員さんたちの胃袋を支え続けている因島のお好み焼き。因島の土生地区にはお好み焼き屋さんがなんと20~30軒も密集しており「いんおこ」の愛称で親しまれています。

もうひとつの名物は”はっさく大福”。はっさくは、ここ因島で生まれた柑橘で、皮の色などで出荷できない有効活用する試みから生まれたヒット商品です。因島大橋近くの「はっさく屋」の店内には休憩スペースも完備され、因島大橋や行きかう船を眺めながら一休みできます。

サイクリングのコツ[その3]~一期一会のごあいさつ~
サイクリスト同士、すれ違いざまに「こんにちは!」と声を掛け合ったり、会釈しあったりする習慣があります。もちろん、前から来たサイクリストだけでなく、歩きの方や地元の人にも挨拶してみましょう。なんだか、同じ「しまなみ海道」にいる人たちと一体感が出てきて、気持ちの良いサイクリングになること間違いなし!

 

 

ゆめしま海道

サイクリングの日程に余裕ある方にオススメしたいのが「ちょっと足を伸ばして離島めぐりサイクリング」。しまなみ海道からフェリーで渡れる離島は幾つかありますが、なかでもオススメは「ゆめしま海道」の島めぐり。

「ゆめしま海道」は愛媛県越智郡上島町の島々からなる離島サイクリングロード。2022年3月20日に岩城橋が開通。岩城島、生名島、佐島、弓削島の4つの島が橋でつながり、自在に行き来することができるようになりました。

・スタッフのレポート記事:ゆめしま海道・船×自転車の旅

ゆめしま海道をサイクリング
ゆめしま海道へ寄り道してみよう

船でしか行くことができない島々では、しまなみ海道の島々とはまた違った雰囲気を感じられること間違いなしです。青いレモンが有名な岩城島、Uターンブルーライン散策が楽しい佐島、巨石メンヒル信仰が残る生名島、京都東寺の荘園だった弓削島などなど。島の特徴を活かした素敵なカフェやパン屋さん、レストラン、ゲストハウスなども続々とオープンしています。

 

ゆめしま海道の小さな島々を巡る
小さな橋で島を巡る
ゆめしま海道佐島にあるokappa
book cafe okappa
ゆめしま海道・弓削島の外周コース
弓削島の外周コース

⑥ 向島

しまなみ海道・向島をサイクリング
しまなみ海道・向島をサイクリング

「因島大橋」を渡るとしまなみ海道サイクリングの最後の島、「向島」です。尾道のベッドタウンとして住宅地が広がっています。向島のメインルートは西側海岸ルート。尾道までの道のりが分かりやすいのはこちらのルートですが、向島の南側、立花地区や干汐地区を抜ける海沿いのルートは交通量も少なく、潮風に包まれる爽快路です。

 

向島のおすすめグルメ

広い緑の庭には大きな木が植わり、目の前には青い海と砂浜を見渡せるパンケーキカフェ「WILLOWS NURSERY」。こちらのパンケーキは直径が大きめのトラディショナルな1枚焼き。潮風に吹かれて南国気分でリフレッシュできます。

また向島に来たら必ず立ち寄りたいのが「後藤鉱泉所」。この地で80年以上続く地サイダー・ラムネの老舗工場。昔ながらのレトロな瓶がもう手に入らないから、その場で飲んで瓶は返却します。ここでしか飲めない懐かしい味をご賞味あれ。

「住田製パン所」は、看板にある通りなんと大正5年から続く向島のパン屋さん。朝6時から年中無休で営業されていることからも「本当に地元の生活の一部となっているんだなぁ」ということがうかがえます。昔から変わらない「住田製パン所」定番のネジパンやあんぱんは、初めて食べるのにどこか懐かしい味わいです。

 

向島のWillows Nurseryでパンケーキ
Willows Nursery
後藤鉱泉所で地ラムネ
後藤鉱泉所
しまなみ海道・向島の住田製パン所
住田製パン所

旅のゴール、尾道

向島からゴールの尾道へ。いよいよ本州です。向島と尾道を結ぶ尾道大橋は交通量も多く狭いので、「渡船」を使いましょう。3つの航路がある向島~尾道間は、どのフェリーも頻繁に往来し、地元の人の大切な移動手段として遅い時間まで運航しています。

しまなみ海道をサイクリングした後は、自転車を降りて尾道をぶらり散策。千光寺公園や尾道商店街、猫の細道、古寺めぐりなど、名作映画が何本も撮られていることもうなずける、どこを切っても絵になる坂の町です。

 

向島から尾道へは渡船で渡る
渡船で尾道へ
尾道の商店街
尾道の商店街
坂道の町、尾道
坂の町、尾道

テーブルの上に”しまなみ”を

[PR]普段の忙しい生活から離れて、のんびりした島旅。スマホの電源を切ってカバンの中に仕舞ったら、あえて紙の地図だけで旅してみるのもいいかもしれません。道が分からなくなったら、地図を見せながら地元の人に聞いてみる。思いがけない出会いは旅の醍醐味。

サイクリング地図のしまなみ島走MAP
しまなみ島走MAPで旅の計画

さあ、旅を計画!テーブルの上に大きな紙の地図をばーんと広げてみましょう。きっとサイクリングのイメージが膨らむこと間違いなし。しまなみ海道のサイクリング情報を満載した 『しまなみ島走MAP』 は島ごとに1枚1枚の地図。大島・伯方島・大三島・上島町・生口島・因島&向島・今治の7枚セットです。『しまなみ島走BOOK』と合わせて使っていただければ鬼に金棒です。

しまなみ島走MAPのサンプル画像

「しまなみ海道が大好きになるような地図を作りたい―――」 しまなみ海道を愛する地元ガイドが島内の道という道をすべて自転車で実測。魅力的な資源を徹底的に調査・取材!情報区分、緻密な距離と高低差など自転車乗り目線で分析を行いました。「こんなルートもあるんだ」「つぎはここに行ってみたいな」お気に入りの島を見つけ、何度も何度も「しまなみ海道」を訪れてほしい、そんな願いを込めて作り込んだマップです。ぜひ、このガイドマップを片手に、しまなみ海道の島々を巡りにいらしてください。

 

区切り線

 

交通・ショートカット

しまなみ海道が開通する前よりはだいぶ航路が減りましたが、船をうまく利用することで、旅のバリエーションは無限大!ただし自転車を積み込めない船もあるので、自転車持参の方は事前にご確認ください。

 

自転車返却後の移動は?

レンタサイクル返却後の島しょ部から尾道や今治への移動
レンタサイクル返却後の移動

尾道方面へ

大島→尾道
吉海レンタサイクルターミナルで返却できます。但し、大島BSのバス停まで距離があるため、タクシーを使う必要があります。
※伯方島まで走れば、返却場所と伯方島BSのバス停が近いので便利です。

伯方島や大三島→尾道
伯方レンタサイクルターミナルで返却後に伯方島BSから、または上浦レンタサイクルターミナルで返却後に大三島BSから、高速乗合バス「しまなみライナー」に乗り因島大橋BSで尾道行き路線バスに乗換えましょう。

生口島→尾道
瀬戸田観光案内所レンタサイクルターミナルで返却し、瀬戸田港から尾道港行きの旅客船に乗りましょう。

因島→尾道
土生港レンタサイクルターミナルで返却し、土生港前から尾道行き路線バスに乗りましょう。

今治方面へ

大島→今治
吉海レンタサイクルターミナルで返却できます。最寄りのバス停は「亀山」で徒歩40分ほどかかります。

伯方島や大三島→今治
伯方レンタサイクルターミナルで返却後に伯方島BSから、または上浦レンタサイクルターミナルで返却後に大三島BSから、今治(松山)行き路線バス乗りましょう。

因島→今治
土生港レンタサイクルターミナルで返却し、土生港から今治港行きの高速船に乗りましょう。

今治~尾道間の移動は?

直通の航路はありません。バスをご利用ください。直通のバスはなく、乗り継ぎでの利用となります。

今治~尾道間をバスで移動する方法

 

自転車持参の移動は?

自転車持参で島しょ部から今治や尾道へ移動する方法

尾道方面へ

大島や伯方島→尾道
友浦港や木浦港から因島の土生港まで高速船で移動できます。土生港から尾道までの航路はありません。土生港から北に11㎞離れた場所にある重井東港から尾道までの船に乗れます。または、土生港から尾道までは約24㎞、自転車で80~100分かかります。

生口島→尾道
生口島の瀬戸田港から尾道まで高速船で移動できます。

因島→尾道
因島の土生港からは三原港行きの高速船が出ています。または因島の重井東港から尾道まで高速船に乗れます。

今治方面へ

大島や伯方島→今治
友浦港や木浦港から今治港まで高速船で移動できます。宮窪観光案内所から友浦港までは約3.5㎞、自転車で15~25分ほどです。道の駅伯方SCパークから木浦港までは約6㎞、自転車で20~30分ほどです。

大三島→今治
宗方港まで走れば、今治港行きのフェリーに乗れます。ただし便数が少ないです。道の駅「多々羅しまなみ公園」から約17㎞、自転車で50~70分。宮浦港から約10㎞、自転車で30~45分かかります。

因島→今治
因島の土生港から今治港まで高速船で移動できます。

 

アクセスは?

しまなみ海道へのアクセス
JR今治駅(四国・愛媛県)JR尾道駅(本州・広島県)
鉄道関西方面からは岡山駅にて新幹線から「特急しおかぜ」に乗り換え。今治駅下車。福山駅にて東海道・山陽新幹線から山陽本線へ乗り換え。尾道駅下車。
新幹線の新尾道駅は3kmほど離れている。
飛行機羽田・関西・中部空港などから松山空港へ。
空港からはバスと特急で1時間~1時間半ほど。
羽田・新千歳・仙台・那覇空港などから広島空港へ。
空港から尾道まではバスと鉄道で1時間~1時間半ほど。
バス高速バスで東京・大阪・神戸・広島・福岡などから今治へ。高速バスで東京・大阪・神戸・広島などから尾道へ。
フェリーオレンジフェリーで大阪南港から東予港へ。
東予港から今治へは30㎞ほど。

しまなみ海道の玄関口は愛媛県側がJR今治駅、広島県側がJR尾道駅。どちらを始点とするかは、お住いの地域からの交通やサイクリング前後の旅行計画によって自ずと決まってくるかもしれませんが、風向きなどそれぞれの利点は後の章に纏めています。

 

 

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安心情報

しまなみ海道サイクリングで事前に知っておくと安心な情報をまとめました。

 

シャワーや銭湯は?

しまなみ海道エリアではサイクリストが利用可能なコインシャワーやシャワールームの整備も進んでいます。走り終わって電車や新幹線に乗る前にシャワーを浴びたい、そんな時に便利なシャワー・銭湯情報をまとめました。

エリアタイプ施設名営業時間料金コメントサウナ
今治市街シャワーGIANTストア今治9:00-19:00400円タオルレンタル込。レンタサイクル利用者は無料。 
今治市街シャワーシクロの家15:00-21:30400円ボディソープ・シャンプー・タオルレンタル込。宿泊者無料。 
今治糸山シャワーサンライズ糸山8:00-17:00100円レンタサイクル利用者のみ。4-9月は20:00まで利用可。 
今治市街温泉しまなみ温泉 喜助の湯10:00-24:00600円~JR今治駅近く。設備の充実した天然温泉スーパー銭湯。あり
自動ロウリュ
今治市街銭湯宝来温泉15:00-21:00400円JR今治駅近く。タイルの富士山がある老舗銭湯。 
大三島シャワー道の駅「御島」8:30-17:00200円道の駅内の設備。 
大三島温泉多々羅温泉 災害で閉館10:00-20:00310円多々羅大橋近くの天然温泉。あり
大三島温浴マーレ・グラッシア大三島10:00-20:30500円宮浦にある海水温浴施設。露天からオーシャンビュー。あり
外気浴最高
弓削島温泉インランド・シー・リゾート フェスパ11:00-22:00
(受付~20:30)
630円展望の素晴らしい高台にある宿泊施設。日帰り温泉利用可能。あり
外気浴最高
岩城島温泉菰隠温泉17:00-22:00
(受付~21:00)
900円自家源泉を引いている岩城島のホテル。日帰り利用可能あり
尾道市街シャワーOnomichi U2 の道路側7:00-21:30100円/5分Onomichi U2の北側の道路に面したコインシャワー。 
尾道市街銭湯栗原温泉15:00-21:00430円駅に近い地元の老舗銭湯。地元の常連さんが多い。あり
かなり熱め
尾道市街銭湯大栄湯16:00-21:00430円1957年創業の地元の激渋銭湯。駅からは少し遠い。 

 

パンクしたらどうする?

パンク以外にもチェーンが脱落したり、ハンドルやサドルが曲がるなど、サイクリングにメカトラブルは付きもの。きちんと修理してゴールを目指してください。

レンタサイクルの場合

まずはレンタサイクルを管理している先に連絡して指示を仰ぎましょう。「しまなみレンタサイクル」であれば、最寄りのレンタサイクルターミナルが近い場合、持ち込んで交換などの対応をしてくれると思います。

MY自転車の場合

所有している自転車を自分で修理できない場合は、「しまなみ島走レスキュー」などのレスキューサービスが利用できます。基本的に有料のサービスなので、利用前に料金等を確認してください。

しまなみ島走レスキュー

しまなみ島走レスキューのロゴとサービス
しまなみ島走レスキュー

地元有志が「島走レスキュー」に取り組んでいます。レスキューポイントとなっている自動車修理会社、ガソリンスタンドなどがタッグを組んで、可能な範囲での修理をしてくれるサービスです。

レスキューポイントとなっている自動車修ポイントごとに対応できる修理と有料無料の違い等があるので、トラブルが起きたら、まずは最も近くにあるレスキューポイントに電話をしてみましょう。電話で相談後、レスキューポイントまで自転車を押して移動し修理してもらいます。レスキューポイントまで移動できない場合は、タクシー会社による搬送のサービス、レスキュータクシーも利用するという方法もあります。

また、大三島のWAKKAが出張修理の有料サービスを展開しています。

 

サイクルオアシスとは?

しまなみサイクルオアシスのロゴとサービス
しまなみサイクルオアシス

自転車の休憩所です。軒先に休憩できる空間があり、空気入れや工具の貸し出し、ボトルへの給水サービスなどをしてくれます。住民の善意で運営されており、しまなみ海道沿線に250ヶ所以上あります。

オーナーの中にはサイクリストとの交流を楽しみにしている方も多いので、タペストリーが見えたら立ち寄ってみてください。ご当地情報が得られるかもしれません。

現在、しまなみ海道だけでなく、愛媛県内全域に整備が進んでいます。

 

服装や持ち物は?

夏は速乾性、冬は脱ぎ着しやすい服装で、特に膝まわりが動かしやすいことが大切です。夏冬問わず手袋はあったほうがいいです。日差しの強い日は、長袖や日焼け止めクリーム、サングラスなどで日焼け対策もお忘れなく。

しまなみ島走Tシャツで気分を盛り上げよう!
しまなみ島走Tシャツで気分を盛り上げよう!

しまなみ島走Tシャツは「シクロの家」で販売中です。しまなみ海道の道の駅にも一部オリジナルグッズを販売させていただいています。

ヘルメットは被らなきゃだめ?

しまなみ海道のレンタサイクルではレンタルヘルメットが必ず付いてきます。「ヘルメットを被っていれば、ここまで大きな事故にならなかったのに」という事故も多いといいます。暑いなぁ、邪魔だなぁと思っても、絶対にヘルメットをかぶりましょう。

飲料水や補給食は?

水分やちょっとした補給食は必携。とはいえ、しまなみ海道の島々には自動販売機もコンビニも商店ももちろんあるので、何リットルも持っていく必要はありません。レンタサイクルに付いているドリンクホルダーには500mlのペットボトルも装着可能。夏場はもちろん、意外と冬場でも脱水症状になることがありますので、こまめに補給していきましょう。

お尻が痛くならない対策は?

お尻が痛くなるのはサイクリング初心者、みんなの最大にして共通の課題です。ジェル入りのサドルカバーやサイクルパンツを用意しておくと少しは痛みを軽減できるはずです。

 

しまなみ海道サイクリングの服装
動きやすい服装で
地元のミカンジュースで水分補給
地元のドリンクも美味しい
サドルカバーでお尻痛対策
サドルカバーがいいかも
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その他

スタートは今治?尾道?

「今治と尾道のどちらをスタートにすればいいのか」という質問は、しまなみ海道サイクリングを計画中の方からよくある質問のひとつです。新幹線や山陽本線などの交通アクセスが便利なため尾道をスタート地点に選ぶ方の方が多いようです。

尾道をスタートにしても今治をスタートにしても、ブルーラインや案内表示は両方向に対応しているので、どちらをスタートしても極端に難易度が変わることはないです。細かなことですが、今治をスタートに選ぶと

・来島海峡大橋や峠が多い大島を体力があるうちにクリア
・季節や気圧配置にもよるが比較的向かい風になる日が少ない
・バスや船で尾道方面へ途中リタイヤしやすい
・尾道に到着後、山陽本線や新幹線での移動がしやすい

とこういったメリットが思いつきます。一方、尾道をスタートに選んだ時には

朝早くからレンタサイクルを借りられる
・今治では遅い時間であってもレンタサイクルを返却可
・旅のクライマックスに夕陽の来島海峡大橋を渡れるかも

というメリットが思いつきます。あまりにも強い向かい風の中でのサイクリングは、ずっと坂道を登り続けているような感覚です。レンタサイクルを借りてサイクリングを予定の方であれば、前日に風向き予報をチェックして、高速バスや船を使って当日のスタート位置を変えることもできるかもしれません。レンタサイクルを長時間借りることができるというメリットは、安心感があり、人によっては大きな要素になるかもしれません。

 

1Dayサイクリングプラン

1日や半日でもしまなみ海道サイクリングを楽しめますか?

体力に自信がある方や普段から自転車に乗られている方であれば、しまなみ海道の今治~尾道を1日で走破することに挑戦するのも達成感があるかもしれません。

・スタッフのレポート記事:しまなみ海道を1日で走破してみた

1日走破以外で、無理なく、のんびり自転車旅を楽しみたい!けれど、しまなみ海道で1日や半日しか旅程がない …という方におすすめする気軽なサイクリングプランを4つ選んでみました。バスや船をうまく活用することで、しまなみ海道の”いいとこどり”の旅ができますよ。

 

① とにかく来島海峡大橋を渡ってみたい!

1日でしまなみ海道を旅するプラン①来島海峡大橋

しまなみ海道で最も長く、ハイライトともいえる「来島海峡大橋」と最初の島「大島」をサイクリングする最もシンプルなプランです。しまなみ海道のサイクリングをとにかく”手軽に” “気軽に” 体験したい方にオススメですね。来島海峡大橋は4㎞ほどの長さがあるので、思いのほか走りごたえがあるかもしれません。今治駅またはサンライズ糸山でレンタサイクルを借りて橋へと向かいます。同じターミナルに戻ってきてレンタサイクルを返却すると保証料金は返金されますよ。

・スタッフのレポート記事:今治⇔大島1日サイクリング

おすすめのワケ
・来島海峡大橋はしまなみ海道最大のハイライト
・短時間でサクッとサイクリングできる入門編
・レンタサイクルの乗り捨て料金不要

 

② 愛媛県側の島々を中心にサイクリング

1日でしまなみ海道を旅するプラン② 愛媛県側の島々を中心にサイクリング

このプランは、シクロの家に宿泊のゲストさんで「1日」でサイクリングを楽しんで、また今治に戻ってきたいという方によくオススメしているサイクリングモデルコースです。今治駅前やサンライズ糸山でレンタサイクルを借りてスタート。サイクリングのゴールは伯方島または大三島。今治駅前から伯方島までおよそ25㎞、大三島まで35㎞ほどの距離です。道の駅にあるレンタサイクルターミナルで乗り捨てて、今治行きの路線バスで帰ってくることができます。大三島や伯方島はレンタサイクルターミナルとバス停が近く、バスの本数も割と多いので便利なんです。実際に走ってみて「大三島まで行くのは大変そう」「大島や伯方島で楽しみすぎてしまった」という時に、気軽に旅プランを変更できるメリットが大きいです。

おすすめのワケ
・1日でしまなみ海道の島めぐりを充分に堪能できるコース
・帰りはバスで楽に移動ができる片道サイクリング
・思っていたよりもキツかったり疲れたりしたら途中棄権もOK

 

③ 大三島と生口島を大満喫サイクリング

1日でしまなみ海道を旅するプラン③ 大三島と生口島を大満喫サイクリング

絶景スポットやグルメスポットをとことん楽しむなら、一番面白そうだと思った島にフォーカスを当てて、その島をじっくり楽しんでみてはいかがでしょう。ひとつひとつの島は、意外と大きいので、じっくり回ろうとすると思いのほか時間がかかります。走り抜けるだけだとなかなか立ち寄れないスポットやルートにも、このプランなら行きやすいと思います。公共の「しまなみレンタサイクル」は島のターミナルで借りて、島のターミナルで返却することができます。余裕があったら隣の島へ移動してみるのも面白いですよ。

・スタッフのレポート記事: 船×自転車で満喫するしまなみ海道

おすすめのワケ
・興味のある島にじっくり時間を費やすことができます
・他の旅行者が行かないような自分だけの島旅になります
・隠れた絶景スポットを発見できるかもしれません

 

④ サイクリングの後半は船で尾道へ

1日でしまなみ海道を旅するプラン④ サイクリングの後半は船で尾道へ

シクロの家に宿泊し、翌日1日でしまなみ海道をサイクリングして、その日中に尾道へと向かいたいという方によくオススメしているプランです。今治駅サイクリングターミナルでレンタサイクルを借りて、40~45㎞ほど先の生口島(瀬戸田観光案内所レンタサイクルターミナル)をゴールに設定。瀬戸田港から尾道に旅客船が運航されているので、ゴール後はこの船で尾道へと向かいます。ちょうど全長の半分を超えたくらいの距離になるので一日じっくりと島々をめぐることができます。思いのほか軽快に走ることができて、早く生口島に着いたならば、そのまま尾道までサイクリングを続けることもできます。「やはり全線を走破したい!」となれば、翌日や後日に瀬戸田へと戻って、残りのエリアのサイクリングを再開することもできますね。

おすすめのワケ
・しまなみ海道のほぼ半分を走破して充実のサイクリングプラン
・今治をスタートして尾道方面へ抜けることができます
・翌日以降は尾道や広島方面の観光を考えている方におすすめです

 

シクロの家に宿泊のゲストさんで、レンタサイクルを借りてしまなみ海道全線を走破する初心者の方で、最も多い「島で一泊して2日間で走破する」というプラン。その黄金の王道モデルコースをこちらで紹介しています。定番の基本モデルコースとしてぜひ参考にしてみてください。

 

しまなみ海道のサイクリングプラン集「しまなみ島走PLAN」の中身

『しまなみ島走PLAN』では、初めてめての自転車旅、せっかく行くのなら黄金プランで失敗しない旅をしたい。そんな方に向けてしまなみ海道モデルコース<尾道出発8本、今治出発8本の計16プラン>を厳選して掲載しています。

 

走りやすい季節は?

季節によって島々の風景は様々な表情を見せてくれます。見どころや美味しいものも、サイクリングのプランニングや準備するものも変わってくるでしょう。春夏秋冬のしまなみ海道を楽しんでください。

瀬戸内海は雨の日が少なく温暖な気候です。6月中頃~7月初めの梅雨シーズンや台風など特別な天候の日を除いて、一年中サイクリングを楽しめます。しまなみ海道エリア(今治市)の月ごとの平均気温をグラフにしてみました。灰色の網掛けは、日最高気温と日最低気温の幅を表しています。

しまなみ海道の平均気温や降水量

個人的に好きなのは冬の自転車旅。マラソンと同じで長距離の運動では少し寒い方が体への負担が少ない気がしますし、このあたりは雪が積もって走れないということは皆無。雨の日が極端に少なく、12月・1月は特に空気の澄んだ晴れの日が続きます。

夏場と冬場では日照時間がかなり違うため、日没の時刻を確認して余裕をもったプランニングすることが大切です。自転車旅行者が多いのは3月~5月と8月~11月の間。レンタサイクルが足りなくなるほどの人出があるゴールデンウィークなどの連休中はなるべく避けたいところ。

 

おすすめの展望台は?

初心者でも展望台に行けますか?

観光ガイドブックやパンフレットには必ず掲載されており、テレビなどでしまなみ海道として紹介される映像で頻繁に使われる大島の「亀老山展望台」からの風景。しまなみ海道を代表する多島美の絶景で、ぜひ訪れてみたいという方も多いのですが、初めてスポーツ自転車に乗る方やレンタサイクルの方にはいくつか注意すべきことがあります。

しまなみ海道には絶景展望台が沢山ありますが…
しまなみ海道には絶景展望台が沢山ありますが…

各島には一見の価値がある展望台がありますが、当然どれも標高は100~300mほどあり、まず時間的・体力的な余裕が必要です。例えば先述の「亀老山展望台」は、標高308mで約3kmの道のり。平均斜度は10%とかなり厳しく、電動ではないレンタサイクルの場合、歩いて登ると考えた方がいいです(比較:橋へのアプローチ道の斜度は約3%程度です)。一方、電動アシスト付き自転車であれば問題なく登ることができます。

そしてより注意すべきなのは、展望台を楽しんだ後の下り坂です。急坂でのスピードのコントロールは難しく、ブラインドのカーブも多く、ひとつのミスが大事故へと繋がります。歩いて下るのも一手と思います。ほとんどの展望台へは路線バスは走っていないので、自転車・徒歩以外の方法としては島のタクシーを使う方法もあります。

また展望台によっては「夕陽の名所」として紹介されていることもありますが、自転車で夕景を見に展望台へ上ることは個人的にはお勧めしません。街灯が少なく、日没後の薄暗い中での走行、特に下りがとても危険だからです。安全な方法を取り、場合によっては慣れないサイクリングで展望台に向かうのはやめておくという選択もあると思います。以下に個人的に景色が好きな展望台をリストアップしておきます。

しまなみ海道の絶景展望台リスト

エリア展望台標高登坂距離特徴難易度
今治糸山展望公園60m1.1km来島海峡展望館へは来島海峡大橋への上り坂の途中から簡単にアクセスできる。★☆☆☆☆
大島亀老山301m2.7km来島海峡大橋と小さな島々、船の行き交う風景を望むしまなみ海道を代表する景色。展望台は隈研吾氏の建築。★★★★★
伯方島開山148m2.0km山頂の公園に展望台があり、大島大橋・大三島橋・多々羅大橋が見える360度のパノラマ。春は桜の名所。★★★☆☆
因島白滝山227m1.8km駐車場から徒歩10分。五百羅漢の石仏群越しに見るしまなみ海道の島々。因島大橋も見える。★★★☆☆
岩城島積善山370m5.0kmまるでしまなみ海道の全てを見渡せるような感覚になる展望台。3000本の桜のシーズンは混雑。★★★★☆
尾道千光寺公園143m1.2km尾道水道の絶景は旅のハイライト。尾道の路地を徒歩30分またはロープウェーにて。★☆☆☆☆

 

 

マイ自転車を運ぶには?

レンタサイクルではなくて、普段から乗り慣れた自転車で「しまなみ海道」を走りたいという方も多く、MY自転車持参の方もよく「シクロの家」にいらっしゃいます。この場合 ①自家用車に自転車を積載してくる ②公共交通機関で自転車を持参してくる ③宅配サービスで現地に輸送する という3つパターンが多いです。

自転車の輪行にチャレンジ
自転車の輪行にチャレンジ

②の公共交通で自転車を持参する場合、基本的には輪行(りんこう)という方法を用いなくてはなりません。自転車の前後輪を外したり、折りたたみ自転車は降りたたんだりして、専用の輪行袋というバッグに梱包。列車などに手荷物として持参する方法です(手荷物運賃の必要・不必要や、そもそも輪行可能か不可能かは、それぞれの公共交通機関の規約によります)。サイクリング中級者~上級者の方はJRや飛行機で自分の自転車を運んで「しまなみ海道」を訪れることが多く、そのため今治駅や尾道駅ともに自転車組立スペース(空気入れ・工具貸出あり)が設置されているので便利です。

遠方からは飛行機で自転車を運んでくる方も。広島空港or松山空港が最寄りの空港です。最近はLCCが就航しているルートもあり。ただし、LCCでは自転車の輸送に追加料金がかかる場合があるのでご注意を。広島空港では「Bicycle Hub」として、自転車用スタンド・専用の工具・空気入れ、着替えのための更衣室を完備。段ボールの廃棄・保管「自転車用ダンボール置場」も設置されています。また松山空港でも自転車組み立てスペースとしてサイクルスタンド・空気入れ・工具貸し出しを行っている「サイクルステーション」、更衣室が完備されており、段ボール預かりサービスや手荷物輸送サービスも実施されています。

解体・組み立ては面倒…という方にはフェリーもおすすめ。関西方面や北九州方面からは東予港や松山港への深夜フェリーが毎日運航されていますし、広島港から松山港を結ぶフェリーもあります。

③の宅配サービスで現地に輸送するというパターンでは、西濃運輸の「カンガルー自転車輸送便」、佐川急便の「しまなみ海道手ぶらサイクリング」、ロードバイク専門の宅配システム「シクロエクスプレス」などのサービスを活用する方が多いです。

 

ガイドツアーはある?

「スポーツ自転車を買ったばかりでまだ独りで長距離ライドするのは不安」 「お祭り気分で、仲間とわいわい楽しみたい」 「自分では行けないようなところに地元ガイドに連れて行ってもらいたい」そんな時はイベントやツアーを探してみましょう。「塩」や「レモン」「村上水軍」「グルメ」などテーマから、どのツアーに参加しようか選んでみるのもいいでしょう。

しまなみ海道のサイクリングガイドツアーの様子
イベントツアーやオーダーメイドツアー

個人の旅行ではなかなか行けないような絶景に出会え、島の人たちとふれあえることも、ツアーならではの面白さです。今治を拠点に活動している「シクロツーリズムしまなみ」では、地元ガイドによるサイクリングイベントツアーを年間を通して企画・運営しているので、事前にどんなツアーがあるかチェックしてみましょう。家族旅行や社員旅行など、団体でのガイドツアーをオーダーメイドすることもできます。

「シクロツーリズムしまなみ」とは
今治を拠点に、地域や行政と連携をしながら自転車まちづくりを進めるNPO法人「シクロツーリズムしまなみ」。しまなみ海道が冬の時代だった2005年に自転車旅行に可能性を感じた市民、島の住民が集まったことに始まり、2009年にNPO法人化。「サイクルオアシス」や「島走レスキュー」「サイクルトレイン」といったサイクリング環境整備や「手荷物運送」や「フェリーボート」の社会実験のほか、ガイドツアーやイベントの企画運営、ガイドブック・マップの出版、サイクリング拠点となるゲストハウス・カフェの運営など様々な方向から、「自転車旅行」をテーマに持続的な地域づくりに挑戦しています。

 

しまなみキャンプライド

「キャンプが好き、自転車も好き!」「キャンプツーリングをやってみたかった」「しまなみ海道でアウトドアを思う存分楽しみたい」そんなアウトドアと自転車を満喫するツアー『しまなみキャンプライド』やキャンプ道具とツーリング自転車を借りてキャンプツーリングのノウハウを学ぶはじめてのしまなみ自転車キャンプ』などのイベントを定期的に開催しています。『しまなみキャンプライド』ではキャンプをしながら、しまなみ海道を縦断……キャンプ道具は自分で運んでも、サポートカーで運んでもよし。”誰でも””気軽に”楽しめる夢のキャンプツーリング・ツアーです。

シクロツーリズムしまなみのイベントツアーやオーダーメイドツアー
「しまなみキャンプライド」や「しまなみ自転車キャンプツアー」

※以下、ツアーの様子を載せております。しまなみ海道サイクリングの計画の参考にしてください。

2017年7月15日  Day1 しまなみ縦断前半!弓削島キャンプナイト 約30㎞ 
初夏の日差しが照り付ける中、続々と尾道へと集合。お昼過ぎに尾道駅前をスタートするので、新幹線で遠方からの参加者も。キャンプ道具を自分で運べない方はサポートカーに荷物を積み込み、身軽なサイクリングで弓削島のキャンプ場を目指します。尾道から渡船に乗りこみ、向島へ。向島では地ラムネの工場「後藤鉱泉所」、因島では「はっさく屋」にて名物はっさく大福、と島のグルメを満喫していきます。レトロな土生商店街を抜けたら、因島から生名島へはフェリーで。生名島~佐島~弓削島と「ゆめしま海道」の橋々を渡り、法王ヶ原キャンプ場へ到着!皆で協力しながらテントを設営、そして夕食はBBQ!島の仲間から猪肉の差し入れもあり、島の大自然の中、楽しい宴は続きます。お肉をモリモリ食べたら近所の温泉「フェスパ」で極楽極楽♪

2017年7月16日  Day2 しまなみ縦断後半!魅惑のアイランド・ツーリング 約65㎞
瀬戸内海から朝陽が昇り、皆、思い思いにゆったりとした朝の時間を過ごします。手作りジャムとパン、バナナ、そして特製BBQスープの朝食。眠たい目をこすりながらテントを撤収したら出発です。生口島では名物ジェラートの「ドルチェ」とレモンケーキの「島ごころ」に立ち寄り。昼食は大三島・多々羅公園で、このツアーのために伯方島のお母さんたちに作ってもらったオリジナル弁当「二輪弁」に舌鼓を打ちました。地元の人たちとの交流も楽しみ、お腹もいっぱいになったら、大三島・伯方島・大島とシーサイド・サイクリング。つらい峠道もみんなで励ましあいながらクリア……最後の橋「来島海峡大橋」が見えた時には「おお!」と歓声があがります!ここまで皆で走ってきて、感慨もひとしおです。橋を渡ったら今治をラストラン……いよいよ「シクロの家」に到着。感動のしまなみ海道走破、とってもエキサイティングな旅となりました♪

 

シクロ女子旅

「自転車に興味あるけどひとりじゃ不安…」これから自転車を始めてみたい女性のためのガイドツアー「シクロ女子旅」。女子の自転車仲間をつくってサイクリングの楽しさ倍増!みんなで走れば峠もへっちゃら!島のグルメも盛り込んで、お腹も満たす初心者の女性限定のツアーイベントを定期的に開催しています。

しまなみ海道のシクロ女子旅2017の写真

2017年10月7日(土)、8日(日)の2日間で開催した【第3回シクロ女子旅2017】。北は北海道、南は九州からと県内外から参加者の方々が集結!しまなみ海道・大島で地元の食を堪能するプチグルメあり、ロケーション抜群の「とびしま海道」と、瀬戸内を味わい尽くすサイクリングツアーとなりました。自転車を始めたばかり、これから始めてみたいという女性が集まって「無理のない距離」「普段着でOK」「ひとりでも気軽に参加」な “初心者でも安心の女子会ツアー” で瀬戸内の島々を巡りました。

※以下、ツアーの様子を載せております。しまなみ海道サイクリングの計画の参考にしてください。

2017年10月7日  Day1 秋風に吹かれて しまなみ・大島プチグルメ
出発直前に通り雨に見舞われ30分ほど遅れるも、ゲストハウス「シクロの家」を元気にスタート。海沿いルートで最初のプチグルメスポット「潮里」ではサバまんを、来島海峡大橋を渡り、吉海「島キッチン」でじゃこ天を堪能。瀬戸内の新鮮な魚を使ったこだわりグルメを味わいます。ブルーラインのメインルートを使わず裏道で次のスポット「肉の西屋」へ。ここでは名物焼豚を使った特別の焼豚玉子飯で満腹♪ 〆には吉海バラ公園「つきや」のバラアイスクリーム!苦しいおなかと闘いながら、夕日の来島海峡大橋を戻り「シクロの家」に帰還。交流会へとつづき、楽しい夜が更けていきます。

2017年10月8日  Day2 人気上昇中!とびしま海道 島めぐりポタリング
2日目はいざとびしま海道へ、朝に今治港からフェリーに乗船。他のサイクリンググループやバイクグループで船内は賑やか。1時間ほど船に揺られて岡村島へ上陸し、サイクリングスタートです。風も弱く、海沿いルートを快調に進みます。大崎下島、豊島へと橋を渡り「むろきはら橋」に到着。らせん状の珍しい橋を思い思いに登ります。おまちかねのランチは上蒲刈島の「恵みの丘レストラン」で。新鮮な魚や野菜のランチでお腹を満たしたあとは、とっておきのビーチへ案内。午後からは太陽も顔を出し、夏日のようにどんどん気温が上昇。汗が吹き出し始めたサイクリングの後に見る真っ白な砂浜とゼリーのような透明度の海に、大きな歓声が沸き起こります。ここから折り返しで岡村島へ。大崎上島の「山清青果」で大長ミカンの生ジュースで補給し、御手洗の古い町並みを散策。日中の暑さで疲れが出始めるも、無事に岡村港から乗船し夕日に染まりながら今治港へ帰還!しまなみ海道・とびしま海道サイクリング、瀬戸内を思いっきり楽しんだ旅になりました。

 

しまなみ海道の変遷と地域づくりの取組み

1979年開通の「大三島橋」からちょうど20年かかって最後の橋「来島海峡大橋」が開通したのが1999年。しまなみ海道は開通当初から自転車専用道は設置されていましたが、”世界有数のサイクリングルート”と認知されるようになるまで実は10年以上の月日がかかっています。開通から数年は、船の航路は1本の高速道路へと姿を変え、レンタサイクル貸出台数は開通年をピークに右肩下がり、人の流れの変化に対応できなかった観光施設は廃業…と決して順調ではありませんでした。立ち上がったのは島に住む有志の住民たち。地道な地域づくりの活動はまさに自転車のごとく、ゆっくりではありますが着実に前に向かって進んでいます。

 

サイクルトレインとは?

自転車をそのまま積み込めるJR四国の列車「サイクルトレインしまなみ号」を使うと松山から「しまなみ海道」へのアクセスが便利です。春や秋のサイクリングシーズンに合わせた期間限定便ですが、期間中は毎土日祝日に運行しています。

しまなみ海道で自転車をそのまま積載できる「サイクルトレインしまなみ号」

松山駅~三津浜駅~伊予北条駅~波止浜駅~今治駅に停車する臨時列車。運賃は松山駅から今治駅で片道1,000円程度。サイクルトレインの運行に合わせて、しまなみ海道エリアでは各種イベントやサイクリングツアーなども目白押し!チェックしていつもとは違ったしまなみ海道の楽しみ方を。

NEWS 2022年から、予約なしで特定の普通列車に自転車をそのまま載せることができる「えひめ・しまなみリンイントレイン」として発展的に運行が開始しました。松山駅~今治駅~伊予西条駅間で運行しています。1便につき先着順で計5~10台まで積載できます。

しまなみ海道のサイクルトレイン変遷
2009年「サイクルトレインしまなみ号」をシクロツーリズムしまなみが企画提案
2014年しまなみサイクルトレイン利用促進協議会設立 臨時列車として運行回数が拡大
2017年松山駅~今治間だけでなく伊予西条駅の便も運行開始
2018年普通列車へ自転車積載専用車両を増結する方式に変更
2022年混乗実験開始 「えひめ・しまなみリンリントレイン」として運行

 

サイクルバスとは?

※「しまなみサイクルエクスプレス」は2020年6月28日(日)の運行をもって廃止となりました。

自転車を”ほぼ”そのままバスの車内に持ち込める高速バス「しまなみサイクルエクスプレス」が尾道~今治を土日祝のみ3往復しています。おのみちバス(株)が運行するこのバスには、自転車の前輪を外せば、輪行袋に入れなくとも持ち込むことができます。「2日間で往復を考えていたけど、片道で疲れてしまった・・・・・・」「途中までバスで移動して、部分的に走りたい!」という場合にとっても有難いバスです。

自転車積載の場合、おのみちバスへ電話予約が必要です。運賃の2,250円に加え、自転車積載料金550円で、尾道~今治間を移動できるので便利です。1台のバスにつき、最大6台まで自転車の積載が可能です。尾道~今治間では「しまなみライナー」という路線バスもあります。しまなみライナーは、サイクルエクスプレスと比べて本数は多いのですが、「因島大橋」で乗り換える必要があります。

バスに乗る当日は、バス到着時刻より早めにバス停へ行き、事前に前輪を外した状態で待ちましょう。バスが到着したら、前輪と自転車本体を持って車内へ。車内右側の座席が、自転車積載専用になっているので、乗務員さんの指示に従って、自転車を搭載していきます。自転車は、ハンドルにS字のハンガーをかけて縦置きをします。保護カバーやゴムベルト、ベルト等で固定するので、安心感がありますよ。

 

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さいごに

「シクロの家」のスタッフとして活動させていただいていると、もちろん毎日のように、しまなみ海道をサイクリングしてきた方・これからしまなみへ向かう方と出会います。「しまなみ海道サイコーでした」「素晴らしい景色に出会いましたよ」「島の人はみんな優しいですね」「しまなみ海道に来てよかったです」こうしたお話を聞けることが、しまなみ海道の地域に関わる者として、いや、一自転車好きとしても最高に幸せな瞬間です。初めてしまなみ海道をサイクリングされる方でも、思う存分楽しんでいただきたい、素敵な思い出を持ち帰っていただきたい―――そんな想いで当ページを作成いたしました。皆さまのサイクリング計画に少しでもお役に立てれば幸いです。しまなみ海道、今治で皆様とお会いできることを、シクロの家スタッフ一同楽しみにお待ちしております。

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